第79話「出場辞退!? 嵐の中の土井垣」 前回、色んな意味で周囲に衝撃を与えた影丸さんは「山田! 関東大会で会おうぜ!」と言いながらフェンスを飛び越え去って行きます。 フェンス飛び越え…さすが70年代の少年漫画ですね…! 今日も作画がキレイなので、土井垣さんがかっこいいです。ちゃんと里中と見分けがつきます。(作画がアレな日は、里中と区別がつかないという…) しかも、優勝旗盗難事件について「盗んだ犯人に良心があれば、返って来ます!」とか言っちゃって青いのなんの。かわいいなー土井垣さんってば。 しかし、そんな可愛い一面を見せたのに、校長からは「関東大会出場辞退も視野に入れておくように」みたいなことを言われてしまいます。なんてこった。 そして、土井垣は野球部の練習に戻るのですが、はつらつと練習する部員たちを見て、「おれには言えない…!」と苦悩します。 練習中も里中は可愛いです。でも、山田の肩くらいまでしか身長がない…。いやまあ、ちっこくって可愛いんですけど! で、そこに土井垣が乗り込んできて「何をボケッと突っ立ってるんだ! ノックひとり100本、ポジション順だ!」といきなり怒鳴り出します。さあ、来ました。伝説の八つ当たりノックです。 ポジション順なので、投手の里中が1番手です。土井垣の物凄いノックを、里中は全然取れません。 「ちきしょう…何で出場を辞退しなければいけないんだ!」 「何故こいつらが、責任を取らされなきゃいかんのだ!」 と、心中で叫ぶ土井垣さんですが…もしかしたら出場辞退させられるかもしれない、一番の被害者である部員たちにその怒りをぶつけてどうする。 この無茶ノックを見ながら、 「言うなれば、殺人ノックですねえ」とか呑気な口調で言う三太郎…な、なんだかアニメの三太郎は微妙に不思議ちゃんだわ…。そして、何で敬語なんだろう。 土井垣はヒートしすぎて、里中のノックが100本終わったことにも気が付きません。 次は山田の番です。土井垣さんは、フェンスの外で土門さんがこちらを見ていることに気が付きます。 もし明訓が出場辞退することになったら、関東大会には県大会準優勝だった横浜学院が出場することになります。そんなの嫌だああっ、てことで更に彼のノックはヒートアップしていくのでした。 場面変わりまして、会議室。職員たちが、優勝旗盗難のオトシマエをどうつけるか、ということについて会議しております。 その会議をかぎつけた放送部員が、盗み聞きしようして上の階からマイクを垂らしたり色々してたんですが、多分本編にはあまり絡んでこない時間稼ぎだと思います。(とか言って、これが今後の展開に深く関わる伏線だったらどうしよう…) 全体的に、関東大会は出場辞退すべきだ、というムードです。明智先生(そういや土門さんに似てますよね)1人が反対して頑張っています。 民主主義のあり方、とか訳の分からんことを長々語って時間を稼ぎます。こんな人が、もし自分の同僚だったら……正直うぜえ、とか思うんだろうなあ…。 土井垣さんのヒステリーノックも終盤戦にさしかかってまいりました。北さんが、後1球で終わりなんだそうです。 「がんばれーっ! 北ーっ!」 という、下級生・里中からの心温まる声援を背中に受け(とりあえず、せめて「さん」はつけろよなあ…)ラスト1球を受けるのでした。 それから部員たちはランニングをしてあがるのですが…普通に岩鬼が先頭で、号令かけてるんですがいいのかなあ。山岡さんがキャプテンなのに…。 練習が終わって、なごむ部員たちが可愛いです。そこに、サチ子がやってきました。何故かふかしイモを持って来ます。そして、部員たちは口々に「イモだ!」「イモだ!」と言いながらイモに喰らいつくのでした。 …なんだこのシーン…。アニメスタッフは、何を思ってこんなシーンを入れたのでしょう…。 さて、そのころ土井垣さんはマウンドでたそがれておりました。そこに、理事長がやって来ます。 土井垣さんに、決議は明日に延びたこと、その会議には土井垣さんにも出席して欲しいことを伝え、去って行きました。 第80話「私には見える! 消えた優勝旗」 前回のおさらいが少しあったのですが…。決議が延びたこと云々の話を、理事長と土井垣はフェンスごしに話しております。 おい、前回はマウンド上でやっとったやないか! また辻褄の合わないことを…。 ここで、土井垣がフェンスをつかみながらうなだれ、「ちくしょう…!」とか言うんですが、もしかしてこのシーンがしたかったがために、フェンス越しに変更したのかしら…。とりあえず、いい加減過ぎですアニメスタッフ…。 翌日、山田たちのクラスでは「希望」というテーマで作文の課題が出ておりました。 岩鬼の原稿用紙には、でっかく「野球人生を送る!」と書いてありました。うーん分かりやすい。山田と里中がどんなこと書いたのか気になる。 でも多分、「野球人生を送る!」ということを400字に引き伸ばして書いただけ、という感じなんだろうなあ。里中の作文、「早稲田を受験して大学で体を作り、卒業したら逆指名で山田のいる球団に。無理なら母校で教師をしながら野球部監督を」とか書いてあったらどうしよう…。 ここで、視聴者的にはとってもどうでもいい、明智先生による盗難事件発生当日の回想が。 深酒して、宿直室で寝てる内に盗まれたんですって。本当にどうでもいいよ…。 えーと、続きましてこちらはクリーンハイスクール。金を積んでフォアマンを引き抜いたせいで、リアルに経営難なんだそうです。お金はもうちょっと考えて使いましょうね。 ていうかフォアマン、金でクリーン入ったんや…あかんやん…。それに、外国人選手って甲子園出れないんじゃなかったっけ? 水島世界じゃなければ、お金払い損だったね。危ないとこだったねクリーンハイスクール。 記者たちが、クリーンを取材しております。 「ここには、影丸財閥の御曹司がいるんだろ?」 財閥は! 戦後に! 解体! されたでしょ! 漫画やアニメって、しつこく財閥出してくるよなあ…。 で、その影丸財閥の御曹司であるところの影丸隼人くんは、今日も個性的な前髪で投球練習をしています。いや、前髪で投げるわけじゃないけどさ…いちいち気になるんです…。 また、明訓に戻って参りました。里中が、三太郎相手に投球練習をしております。 三「里中ちゃーん! ナイスボール!」 何か、三太郎がいちいち可愛いんですけど…何だこいつ…! 土井垣さんはフラフラとグラウンドを出て、会議室に向かいます。教職員たちは、やっぱり出場辞退ムードです。しかし、ここで引っ込む土井垣さんではありません。 「野球部は、出場辞退を承知できません!」 と、熱くアピールします。そういえば盗まれた優勝旗って、甲子園優勝時に土井垣が受け取ったんですよね。 ほんっとかわいそうだなあ、土井垣さんってば…。 コロコロ場面が変わります。今度は、里中のノックを岩鬼が受けていました。いまいち真剣味の足りない岩鬼を、里中が注意するんですが、それに対する岩鬼のお返事。 「ちーとばかり顔がええからってエバるな!」 おお。岩鬼、里中が美形って認めてるんだ…。 ●現在分かっている、岩鬼の美的感覚基準● 美:夏子はん、土門さん、三太郎、里中 醜:山田、サチ子、殿馬、朝比奈さん(中学編に出て来た美少女) という感じのようです。統一感が全くないんですが…。土門さんと里中を、一緒のカテゴリに分類するセンスが凄いと思います。顔も体型も対極じゃんよ…。 そして里中と朝比奈さんは、確実に顔のタイプが一緒なわけですが…まあいいや、深くは追求するまい。 またまた場面が変わりました。今度はクリーンハイスクール。 そこに、「秋田製紙の監督になる」と言って明訓を去ったばかりの徳川がやってきます。クリーンの新監督なんだそうです。秋田製紙はどうなったんだろう、本当に…。 ここで、徳じいが監督としてとってもいいことを言ってたんですが、メモってなかったので全部忘れました…。せっかくカッコ良かったのに…。 ええと、今度は会議室です。今回は慌しいなあ。 やっぱり出場辞退ムードの会議に、とうとう土井垣がキレます。 「どうせ責任を取るなら、出場辞退なんて生ぬるい。野球部解散をもって、責任を取るべきです!」 だなんて、エライことを言い出します。さすがにびっくりした先生たちが、土井垣をたしなめます。 教師 「君の一存で、そんな…」 土井垣「一存ではありません! ナインも同じ気持ちに違いありません!」 どう考えても、土井垣の一存です。 原作では、「一存ではありません! ナインも同じ気持ちです」と、堂々と断定していたのですが、アニメではちょっと柔らかく変更されていました。まあどっちにしたって、ナインは事情を全く知らないんだから、土井垣さんの一存であることには変わりないんですが…。 この土井垣の発言に、場は騒然となります。誰かが「そんな無茶な!」と言うのが聞こえたのですが、全くもって同感です。 ザワザワも収まらない内に、理事長が立ち上がります。 「わしには、優勝旗が見える!」 あれ。この電波発言、アニメでは理事長が言い出すんだ。原作では土井垣だったのに。 理事長が「優勝旗が見える」と言い出したので、ほかの教員も納得せざるを得なくなり、優勝旗盗難事件はとりあえず無かったことにして、野球部は関東大会に出場するのでした。 根本的な解決には全くなっていませんが、 これも全て、セブンティーンな土井垣がゴネたお陰ってことで…。 しかし、これで優勝旗が関東大会終了まで見つからなかったら、考えるのも恐ろしいくらい悲惨な展開が待ち受けてたと思うんですが…。よくそんな決断を下したなあ、理事長…。 |
第77話「消えた! 真紅の大優勝旗」 前回、横学に明訓が勝利したにも関わらず、明訓ナインが喜ぶ姿が一切なくて不安になってたんですが、大丈夫でした。今週は明訓ナインの大喜びからでした。 岩鬼・山田・山岡さんが飛び上がりながらホームインします。最後にホームインした三太郎は、全員にもみくちゃにされます。 しかし、原作にあった「山田が三太郎の顔をブチ叩く」はカットされておりました。サチ子の全裸は描いたアニメスタッフですが(しつこい)山田が三太郎の顔を叩くのはマズイ、と判断したようです。 山田は三太郎の肩に手を置き、にっこり微笑んでました。 そして、みんなは徳じいを胴上げします。みんなすごく嬉しそうです。あれっ、そういえば甲子園優勝したときには、胴上げはしてなかった、ような…。 よっぽど、横学に勝ったのが嬉しかったようです。まあ、部員が全然足りなかったり里中が負傷してたり、色々苦労したもんなあ…。 明訓が神奈川大会で優勝した、という吉報は明訓高校にも届きました。理事長は大喜びですが、校長は沈痛な面持ちです。 「野球部は、関東大会には出られません…甲子園の優勝旗が盗まれたのです」 そのため、校長は沈んでいるのでした。どうやら、岩鬼といがみあってた明智先生が、その日の宿直だったそうです。なんや、えらい絡んでくるなあ、この人。 理事長は「部員の誰かが持ち出したんじゃ…」とか、ひどいことを言い出します。しかも、明智先生も「岩鬼ならやりかねん」と、ひどすぎます。 その頃、明訓ナインが学校に帰って来ました。バスを降りる際に、岩鬼が唐突に歌舞伎役者になりきって長口上を始めたのが非常にうざかったのですが(岩鬼のこの手の演出は、1回始まるとなかなか終わらないのです…)、里中が県大会優勝旗を掲げながら「優勝旗だ!」って言ってたのが可愛かったので良しとします。 そこに明智がやってきて、おもむろに岩鬼に「岩鬼、昨日はどこにいた」と聞きます。これに対する岩鬼の返答が、何か素敵でした。 「合宿所や。ナインがみんな一緒やないか」 このセリフに、岩鬼のナインに対する愛が感じられるわ…! 岩鬼って、土井垣さんとタメ張れるくらい明訓大好きだもんなあ。 場面変わって、野球部のみんなは風呂に入ってます。ビバ風呂! そこに、サチ子が乱入します。しかし、さすがにタオルを巻いてます。…腰にですけど。 つうかいくら小学校低学年とはいえ、女の子が風呂に入ってきて、ひとかけらも動揺しない高校生どもってどうなの。みんな、もうちょっと何か反応しようよ。 あっでも里中が普通に、裸のサチ子としゃべるのは分かるよ! サチ子痩せてるもんな。肉ないもんな。肉フェチ里中の興味対象外だもんな。 その頃、明智先生は岩鬼の部屋に忍び込み、家捜しをしておりました。 優勝旗が隠されてないか、と押入れをゴソゴソ。しかしパンツしか出てこず、明智先生はブチ切れます。 ていうかもし岩鬼が持ち出したんなら、押入れなんかに入れずに堂々と飾るって…。 みんなが風呂から上がると、夏子はんが遊びに来ました。岩鬼が駆け寄り「わい、土門よりも上でっしゃろ!?」と言うと、「そうね、勝ったんだもんね」というお答え。もし明訓が負けてたら、横学に遊びに行ったのかな、夏子はん…。 明訓ナインは、食堂に集合いたしました。そこで、徳じいは山岡さんをキャプテンに任命しました。やっぱ、歴代キャプテンの中で一番山岡さんが印象深いなあ。 岩鬼もキャプテンになりたかったらしく、徳じいに抗議するんですがそのときのやり取りがすごい。 徳「山岡は、人呼んで『へい際の魔術師』だぞ!」 岩「そんなん初めて聞いたわ!」 徳「おれも初めて言ったんでい!」 ……徳じいの命名だったんだ、へい際の魔術師……。 明訓の監督になる人は、色々と命名したがる人が多いですね。 と、なごやかな気分になったところで、徳じいは「お前らはへたくそだから物足りない」と言って、監督辞任を言い渡します。突然のことに戸惑うナイン。徳じいは、新監督を食堂に招き入れます。 そこにやって来たのは、後輩にコケにされまくりシカトされまくりで不憫でならない土井垣さん! 真っ先に「土井垣さん!」と嬉しそうに声をあげたのは、意外なことに里中でした。あれ、全然気が合わなさそうな2人なのになあ…。 新監督も決まったところで、徳じいは「あばよ!」と去って行きます。 そして、去ってから「何だかんだ言ってもいいチームだったぜ…」と涙する、男の哀愁です。 しかし徳じい、「ノンプロの秋田製紙の監督になる」とか言ってましたが、結局はそうならなかったわけで…それは徳じいから蹴ったのかしら、それとも先方から断られたのかしら…。 まあいいや、その頃食堂内では新監督土井垣将は、 「おれはお前らの知ってのとおり、敗北という言葉がきらいな男だ。ビシビシしごくぜ!」 などと、視聴者が「あれ、土井垣さんってこんなキャラだっけ…」と不安になるようなセリフを吐いて下さいます。原作では「グラウンドの土をなめてもらうぜ!」とかなんとか言ってた気がするんですが、カットされてました。残念。大好きなセリフだったのになあ。 第78話「挑戦! 影丸背負い投げ投法」 何故か、番組冒頭で夏の甲子園・決勝の回想が…懐かしい、けど、例によって長いです。 優勝決まった瞬間の、山田と里中がピンクの背景で「ピッキュウウウ」とか効果音鳴らす、あの問題のシーンもきれいに再現…や、やめてよ折角忘れかけてたのに! で、現実世界に戻って明訓高校では神奈川県大会優勝を祝って、祝勝会が開かれております。 どう見ても料理が9人分もないんですが、まあ後からどんどん運ばれてくるんでしょう。 もちろん土井垣さんも、監督になったんだから祝勝会には参加するんですが…神奈川県大会では何もしてないのにね…。 祝勝会はさらっと飛ばされまして、合宿所。 明訓ナインは県大会の優勝旗を囲み、腕を振り上げながら「青春ってなんだ」を大合唱です。嬉しいのは分かるけど、その光景はちょっとどころじゃないくらい不気味よ、あなたたち…。 そんなことをやってたら、山田のじっちゃんが徳じいからの差し入れだと言って、焼き鳥を持ってきてくれます。それにむさぼりつくナインが可愛いです。 しかし、このがっつきっぷりを見ると、やっぱり祝勝会の料理は9人分なかったんじゃ…? とどうでもいい勘繰りを入れてしまいます。 そこに山岡さんがやって来て、犬飼小次郎からの祝電を持ってきました。 「優勝おめでとう。土佐丸も、四国大会進出を決めた。甲子園で会おう」 小次郎兄貴、律儀すぎるだろ! ていうか、高3男子ってそんなに気が回るもんなのか? そして、何だお前その爽やかさは! あああ、この人は毎回やってくれるんだからもう…! その直後に、土井垣さんがやって来ます。土佐丸の前に、関東に強豪がたくさんいるだろ、と言いに。 土井垣さん情報によると、千葉県にあるクリーンハイスクールのハリー・フォアマンが凄いらしいです。っていうかハリー・フォアマンってどう聞いてもジャパニーズな名前じゃないけど、誰も疑問に思わないのか…? やる気満々の土井垣さんは、ナインに檄を飛ばします。 「大会まで、死んだつもりでついてこい!!」 土井垣さん、それを言うなら「死ぬつもりで」じゃないでしょうか! 死んだつもりじゃ駄目だろ、どう考えても! いやー思わぬところから名言が飛び出しました。さすが土井垣さん。さすが監督。 翌日。土井垣さんは練習中に校長室に呼ばれ、優勝旗が盗難されたことを告げられます。監督就任直後にこんな不祥事…。土井垣さんってさ、ぶっちゃけ引き弱いよね…。 その頃、グラウンドでは仲根が「嶋中」と呼ばれておりました…。 みんな突っ込もうよ。誰も突っ込まなくても、せめて仲根は突っ込んどこうよ! 嶋中って言ったら、石毛を太らせて坊主にしたような奴じゃん。仲根と全く似てないのに…! と、わたしが1人で悶々としていたら、どこからか「山田!」という声がかかり、山田のどてっ腹にボールがドボォ、とぶつかりました。 ボールを投げたのは、なつかしの影丸さんです! デーコ! デーコ!(デココール) 何か今回は作画が気合入ってんなあ、里中美人だなあ、と思ってたんですがスタッフの方々は影丸ぼっちゃんのために気合を入れてるんでしょうか。 「あの球がよけきれんようじゃ、お前の反射神経も鈍ったもんだな」 と、影丸さんは無茶言います。せめて「山田!」「…ハッ、影丸!?」「これでも喰らえ!」くらいのクッションを置いてから投げようよ。 山田さんは自分がぶつけられたボールを取り、黙って影丸のどてっ腹にぶっつけます。ドボォ! 山田太郎って怖いね! 山田にだけは喧嘩を売っちゃなんねえ…。そして山田さんは、いつもの爽やかな口調で「どうだい、これでおあいこだ!」とめっちゃ笑顔です。 山田太郎って怖い、ね! 影丸は、山田の怖さを理解することができなかったらしく、山田になおも絡みます。すると岩鬼が出てきて、影丸に殴りかかります。影丸はそのパンチをかわし、バク宙を決めます。 …何か無駄なモーションが挟み込まれたような気がするのは、わたしだけでしょうか。 影丸はマウンドに立って、山田にボールを投げまくりますが、山田はバットで弾くばかりで相手にしません。そこで坊ちゃんは、「おっと、学生服のままじゃ失礼だったな」と言い、学ランを脱ぎます。すると、そこにはクリーンハイスクールのユニフォームが! いつのまにやら柔道から野球に転身していた影丸ですが、この一連の演出をしたいがためにわざわざ制服の下にユニ着込んでた、と思うとちょっと可愛いなこいつ。 そんなわけで、影丸VS山田の、エキシビジョン1球勝負が行われることになりました。 影丸さんは、背負い投げのモーションでボールを投げるという、色んな意味で周囲の度肝を抜く投球で、山田を空振りさせるのでした。 |
第75話「最終回! ああ痛恨の大エラー」 ああ、ついにこの回が来てしまったのね…。そういえば、この回を姉が偶然見ていて、「えっもうドカベン終わっちゃうの!?」って言ってました。普通そう思うよなあ…。勿論最終回=9回、なのですが日本語ってややこしいですね。 さてさて、先週はホームに山田が突っ込んで、アウトかセーフか!? というところでした。判定はセーフ! 明訓は、待望の1点を手に入れたのでした。これで1−1です。 皆大喜びですが、全て静止画です。えーと、これアニメーションですよね? とりあえず、「こいつう!」って言うサトがえらいこっちゃ可愛かったです。 その後里中は、「山田…お前は大した男だ。逆境になればなるほど、力を発揮する…」などと、心の中で山田を大絶賛です。そして、「よーし、あと2回! ガッチリ抑えてやるぜ!」と気合を入れる里中も可愛い可愛い。 8回も里中は絶好調です。ポンポンとアウトを取ってチェンジ。 ここで衝撃映像が! 思わず携帯で撮ってしまいました。本当なら、その画像を見ていただきたいんですが、さすがにそれはやばそうなので自分でネチネチ描きました。 衝撃映像はコチラです! ![]() やーまだが眼を見開いているよ!? すんごいびっくりしました。ほんのゼロコンマ何秒かのカットでしたが、オタはきちんと見てるんだぜ! 後ろにいるのは岩鬼です。岩鬼が山田をスパーンと叩くシーンでした。 このシーンにびっくりしすぎて、その後しばらく放心してしまったのですが、どうも明訓の6,7,8番は凡退したようです。 ということでチェンジ。いよいよ9回になりました。 横学の攻撃は、1死で土門さんに打順が回ってきました。ここで、徳じいは里中に敬遠の指示を出します。 「いやだ! 敬遠なんかできない! 堂々とやって負けるのもまた、高校野球じゃないのか!」 と、里中は心の中でエコー付きで叫びます。盛り上がってるとこ悪いんですが、あなた6回で土門を敬遠したじゃない…。(73話参照)えーと、9回の敬遠だから嫌なの、かな…? 里中は、敬遠なんて敬遠なんて、とウジュウジュしながら敬遠ボールを投げ、それをガッツとファイトの土門さんは打ってしまうのでした。スコーンを大きな当たりで、結果は二塁打でした。 実況も観客も、土門さんの敬遠打ちに大熱狂ですが、何気に殿馬のボールさばきが素晴らしかったので(刺せなかったけど。でも、殿馬のあの守備がなかったら絶対3塁打になってた!)わたしは殿馬に拍手を送りたいです。 岩鬼が里中に「何打たれとんじゃい!」とからみますが、山田がレフトからはるばる走ってきて岩鬼を止めます。愛だね…! ていうか、もっと手近な方々(殿馬とか今川とか…)も止めようよ! 土門さんの次の打者は三振でした。これで2アウト。 二塁まで駆け抜けた土門さんの足は、相当重傷ですが横学監督から盗塁のサインが出ます。 それを瞬時に見抜いた山田は(本当に人間だろうか、と最近思います)里中に大声で「盗塁があるぞー!」と呼びかけます。 そこで、里中は素早く二塁に牽制。土門は急いで二塁に戻ります。刺せるか…と思うも送球がそれ、センターにコロコロと転がります。 このコロコロ牽制球を、 明訓高校背番号8番・センター山岡鉄司(17) まさかのトンネルエラー。 ああ…ついにやってしまった…! この後10年の長きに渡り、先輩・同年代・後輩問わずネチネチとネタにされ続けるトンネルエラーを…! 土門さんはこのスキに3塁に走ります。山岡さん、必死にボールを追うも土門さんは3塁を回りホームへ。 必死にバックホームする山岡さん。しかしそのボールがそれ、土門さんはホームインしてしまいます。 9回表にして、1−2とリードされてしまった明訓。 誰が一番ショックを受けてるって、もちろん山岡さんです。 いつもは健康的に日焼けしている彼ですが、このときばかりは顔面蒼白になり、ゆっくりヒザをつきます。 球場がぐるぐる回り、山岡さんもぐにゃぐにゃとゆがんでいきます。山岡さんは震えながら呟きます。 「おれは…おれは…」(ギッゴーーン!)←効果音 そして暗転、でこの回は終わりました。すんごい演出だなあ…。 第76話「二死満塁! たのむぞ三太郎」 崩れる山岡さんをバックに、実況がご丁寧に山岡さんのエラーを振り返ってくださいます。 しかも、エラーした瞬間から山岡さんの呼び名が「山岡くん」から「山岡」になっています。他の人は相変わらず「くん」付けで読んでるのに…。ひどいや実況さん…! 山岡さんが放心している間に、チェンジになります。とうとう最後の9回裏です。 山田は山岡さんを慰めますが、山岡さんはボンヤリしています。あああおいたわしや…がんばれ山岡さん! 徳じいは、ナインに円陣を組ませます。ああもう、ほんとがんばれ! がんばれ! この回の攻撃は里中から。里中は追い込まれると打つタイプなので、この回も打ちました。1塁へ。 横学マネのアキラさんが「里中くんにさえ打たれるなんて…」と素晴らしい暴言を吐いてました。 いや、確かに里中虚弱だけどさ! 一応好打者なんだし、さあ…! 石毛とかに打たれたなら、そのセリフも分かるけど…。 あ、ここ最近は夏子はん制服が、ジャンパースカートで落ち着いていたので安心していたのですが、今週は久々にセーラー服になってました。本当に何なのでしょうね…。 次は岩鬼です。バントのサインが出ますが、岩鬼はそれが気に入らなくて、ぐだぐだ文句言ってる内に土門さんは投げ、カコンとバットに当たりました。 里中はアウトになりましたが、岩鬼はセーフでした。1死1塁。 ここで、数話ぶりに吾郎がしゃべります。「しまっていこう!」と。久々に聞いたよ吾郎の声…! 次の殿馬も当てます。でも、ゲッツーコースで野手に取られてしまいます。うわああダブルプレーだあ! …と思いきや、岩鬼は客席と喧嘩していて走っていませんでした。殿馬はアウトになりましたが、岩鬼はそのままで2死1塁です。 実況「次のバッターは、とんでもないエラーをした山岡くんです!」 という、ミもフタもない実況とともに、山岡さんの登場です。2死の場面で山岡さんが登場なんて、御大ってばエンターテナーだなあ…! うわあ、またエラー回想かよ…! かわいそうだからやめてやれよう…。 山岡さんのバット、グリップの部分に「一球入魂」って書いてあります。あれっそれって投手の言葉じゃないの? 打者も書くもんなの? ま、まあいいや。ともかく土門さんが投げ…山岡さん打った! やったね! 山岡さん、晴れやかな表情で走ります。原作の、涙流しながら「やった やった」って叫びながら走るのが好きだったんですが…贅沢は言わないことにします。これで2死1,2塁です。 次の打者は我らが鬼畜王・山田太郎です。 何だかいきなりスマートになってしまった吾郎が立ち上がり、タイムをかけて土門さんのところに行きます。 吾郎は、「山田さんの片手打ちは、土門さんのストレートにタイミングが合っているから、変化球を投げてください」と助言をするのでした! 吾郎が! 土門に!(盛り上がりすぎ) そして、助言どおりにカーブを投げる土門さん。山田はまさか変化球が来るとは思っていなかったので、土門さんの変化球に苦戦します。 「山田、頼む…打ってくれ。おれは意地でも、逆転のベースを踏みたいんだ」 山岡さんの心の声が、視聴者の胸を熱くさせます。 山田は片手で打とうとしていたのを両手に持ち替え、ひたすらファールを打ち続けます。 そして根性で四球を選び、1塁に歩くのでした。これで、二死満塁です。 こんな最高に盛り上がっている局面で登場するのは、ミスターつれないあんちくしょう(土門さんにとっては)・微笑三太郎です。 三太郎がしっかり学校名をメモっていたら、土門さんが連絡先を三太郎に渡していれば、バッテリーを組んでいたはずの二人の対決がこの試合の雌雄を決するのです。 土門さんの足の痛みは最高潮。ですが、ヒザを突きながら根性で投げます。 それを三太郎は、いつになく険しい顔でバットにブチ当てます。 三太郎「いやっほーう! ホームランだあ!」 そうです、逆転サヨナラ満塁ホームランです! うおおおおおっという明訓ナイン、そして観客たちの雄たけびが球場を包みました。 土門さんはぱったりと倒れてしまいます。そのまま、失意に沈む土門さん。その土門さんをじっくり映して、今回は終わりでした。 えっおいおい。 明訓の喜びようが全然ないんですけど…あの…ちょっ…! 神奈川県大会優勝だろ!? それでいいのかよ! あ、でも次回は久々に土井垣さんが出て来るみたいです! やったー! 殿馬が次回予告で「土井垣さん」って言ったことに違和感を覚えました。 |
第73話「痛烈! ピッチャー返しの片手打ち」 まだ4回裏なんですね…展開遅いなあ…。2死3塁で山田の打席からです。 やっと土門さんが初球を投げました。山田はそれを空振り。里中は、ベンチの中でつぶやきます。 「がんばれ山田…転がせば殿馬がなんとかする!」 殿馬のことを信頼してる里中…いいねえ友情って素晴らしいよ! 2球目も空振りでした。山田は、ここでタイムをかけて片手素振りを始めました。これに、岩鬼がキレます。 「左手つぶしてでも当てんかい! もうええわい、さっさと三振せえ! そのかわり、わいとお前は赤の他人じゃ!」 それに対し、山田の心の声は… 「それは困るよ岩鬼…。おれは岩鬼が好きだ。赤の他人なんかなりたくない」 …本当に、この男はなんなのでしょうね…。声にこそ出してないですが、ものごっそ口説いてますやん。 さすが男キラーです。また、このセリフのしゃべり方が…。ささやき口調でやらしいのなんの。 で、岩鬼と赤の他人になりたくない山田は、両手でバットを持ちます。 そして、第3球をカコーンと低いライナーで打ち返します。 土門さんは、その打球を足でガシィッと止めます。なんつーことするんだ…約2年後に、里中も同じことやるんだけどさ…。 そのまま土門さんは転倒してしまいます。転がったボールを三塁手がキャッチ。ホームに走りかけてた殿馬は慌てて戻りますが、アウトになってしまいます。明訓、またも得点ならず。 悔しさの余り、地面にヘルメットを叩きつける山田。 山田がこんなことするのって、最初で最後なんじゃないでしょうか。こんなに感情を露にする山田なんて、滅多にお目にかかれません。 里「左腕、大丈夫か」 山「1点取れなかった…その方が痛いよ」 うわあ、何だか切なくなってくるなあ…がんばれ明訓! さて、チェンジです。里中は好調で、3者凡退であっさりまたチェンジになります。 次は三太郎の打席からです。 「三太郎…おれのボールを受けて欲しかった。しかし、お前はおれのボールを打つ方を選んだ」 土門さんはまだまだふっきれません。吾郎という捕手が見つかってからも、やはり捕手・微笑三太郎のことが忘れられないようです。三太郎が自分のボールを受けてくれれば、明訓にもこんなに苦戦しなかったのに…! という気持ちをボールにぶつけ、土門さんはボールを投げます。 さて、当の三太郎は… 「うっひゃあ、すげえボールだ。これはおれがキャッチャーでも、受けられないなあ〜」 見事なまでの、心のすれ違いです。お兄様、涙が止まりません…。 どこまでもかわいそうな土門さん…。 この回、3者三振であっさりチェンジになりました。 えーと6回ですか。この回は何故か里中がえろえろでした。いっつも黙々と投げるのに、この回は「ふっ」とか「はっ」とか言いながら投げてました。えろいよ…! 土門さんを敬遠で歩かせ、ポンポンとアウトを取ってまたチェンジです。 ここで、敵の弱点発見が大得意なネンチャック山田が、さきほどの山田の打球を足で止めた際に、土門さんは足を負傷したはずだ、ということを見抜きます。 それを証明するように、土門さんの球威は落ちてきます。北さんがヒットで塁に出ました。 徳じいも、本気で采配を振るい始めます。次は里中。北さんが2塁盗塁に成功し、無死2塁に。 続いて里中はバント。里中はアウトになりましたが、北さんは3塁に進むのでした。 さあ、次は岩鬼です。山田は、土門さんに悪球を投げさせる方法を思いついたのでした。 第74話「走れ山田! ホームはそこだ!」 徳じいが立って、岩鬼と北さんを呼びます。山田の考えた作戦は、以下の通り。 岩鬼はバントの構えで立つ。北は、土門が投球モーションに入ったらホームに走る。 そうすれば土門はウエストするだろうから、それは悪球…つまり岩鬼の絶好球になるので、岩鬼は思いっきり打つ。ただし、土門がウエストしてこなかったら、岩鬼はバントすること。 作戦会議が終わり、プレーが再開するのですが…さすが未来の横学4番、吾郎がスクイズに気付きました。 なので、土門さんはレッツウエスト。しかし岩鬼には絶好球! てことでドカンと打ち上げました。 それを、土門さんが自ら外野に走って取りに行きます。北さんはホームに走ります。 土門さん、激しくバックホーム。北さんも突っ込みますが、吾郎のブロックに弾かれアウトになってしまいます。 こんだけ吾郎が見事なブロック見せても、土門さんはいつまでも(プロに入るまで)「三太郎…欲しかった」って言い続けるんだもんな。吾郎ちゃんもかわいそう…。 明訓は、どうしても1点を取ることができません。しかし、山田は朗らかです。 だって、土門さんの足の怪我もそろそろ重傷だろうから、そこにつけこむことが出来るんですもの! 勝負の世界は非情ですね。ていうか山田が(以下略) ということでチェンジになりまして、里中はチョコチョコ打たれます。しかし、殿馬の鮮やかなボールさばきや山田のジャンピングキャッチに助けられ、あっちゅう間にチェンジになります。 横学ベンチでは、やっぱり足の怪我がひどくなった土門さんが震えておりました。 しかし、土門さん続投です。横学も、第二投手がいないんだろうか…。 明訓の攻撃は、殿馬からです。殿馬はファールをコキコキ打って、土門を疲れさせます。明訓総出で土門の怪我につけこむ気満々です。 土門さん、あまりの足の痛さにくそボールを投げてしまいます。それを殿馬は振り逃げして、1塁に出ます。 「この回はいけるぞ! 土門の足の怪我は相当ひどそうだ」 と、里中まで他人の怪我に大喜びです。勝負の世界は非情ですね…。 次は山岡さんの打席です。徳じいは、殿馬に盗塁のサインを出します。 土門さんが投げたボールを、吾郎がミットでキャッチ! 素早く送球してとの間はアウトになってしまいます。 しかし明訓ズは、「吾郎がミットで受けられるほど、土門の球威は落ちてるんだ! 足の怪我バンザイ!」と大喜びです。(バンザイとかはさすがに言ってませんが、割とそんな勢いです) 山岡さんは、1塁ファウルでアウトになりました。2死で登場するのは山田です。 しかし何だ、この丁寧な展開…東海戦とえらい違いですな…。東海戦、1週半で終わっちゃったのになあ。 山田は、金属バットに持ち替えます。それを見守る里中、汗かきすぎ。 山田はカキーンと叩き付ける様に打ちます。打球は1,2塁間を抜け、フェンス際まで飛びました。 横学は前進守備をしていたので、なかなか追いつきません。そのスキに、巨体を揺らして頑張って山田が走ります。 山田は一気にホームまで走ります。ボールは、土門さんが中継してホームへ。 山田突っ込む! 捕球した吾郎も突っ込む! さあ、判定はアウトか、セーフか!? ……と、いうところで以下次週でした。 |
第71話「遠いこの1点! 本塁死守だ!」 今回は2死1塁で山田が打席に立つところからですが、先週は消滅していた左腕の包帯が復活しておりました。 土門さんは、山田の長打を警戒して前進守備を解除します。ショートだけ前進して、捕手のこぼれ球にそなえる態勢です。 山田はケガが治ってると思わせるために、木製バットで挑みます。しかしそんな小細工しても、包帯巻きっぱなしじゃあんまり意味ないんでは…と心配したのですが、 土門「もうケガは治ったのか…」 問題ないようです。ばっちり騙されとります。ナイス土門。 あれっ。さっきまであった、山田の包帯がまた消えましたよ。現れたり消えたり、忙しい包帯だなあ…。 土門が投球モーションに入った瞬間、1塁にいた岩鬼が2塁に向かってダッシュします。土門投げたー吾郎の腹にぶつかったー。 素早い送球が2塁に返りますが、岩鬼のスライディングに2塁手がボールをこぼし、セーフでした。 土門さんの第2球を、山田はカキンと打ちます。センター前ヒット。岩鬼は一気にホームに突っ込みますが、吾郎のブロックに弾き飛ばされてしまうのでした。惜しくも得点ならず。 ご 、吾郎すごいよ…! 190cmの岩鬼を弾き飛ばすなんて…! さすが下克上(関係ないし) 0−1でチェンジです。9番の吾郎から。三振なんですが、なんかえらい丁寧に描写されてました。 そして、挿入歌「小さな巨人里中くん」…何回聞いても慣れません。何でこんなんなんだ…。 吾郎の次は土門さんです。ええと、岩鬼がライトに行き、北さんがサードに入りました。 土門さんはカッキーンと打ちました。フェンスに当たるヒット。岩鬼が取って、殿馬を中継にホームへ。 山田はそれを捕球し、ホームに突っ込んできた土門さんとぶち当たります。山田は飛びつつも、ボールを話さずアウトでした。 大喜びする里中が可愛いかわいい…。背番号が1になってたのが気になるけど可愛い可愛い。 里中の背番号は、結局11なのか10なのか1なのかどれなんだよ…。 「よぉ、さっとなかちゃん。走り回った後の土門を疲れさすチャンスづら」 という殿馬のセリフにときめきました。殿馬が「里中ちゃん」って言ってるの好きだなあ…。 それにうなずいた里中は、山田の方を振り返りますが、そこで異変に気付きます。 山田の左腕から、バンバン流血しているではないですか! 「やっ、山田!」 里中ショーック! 以下次号! 第72話「再演! 秘打白鳥の湖づら」 山田の流血ですが、アナログ塗りの時代なので何だか生々しいです。 あれれ、今回は殿馬が手当てをしています。里中は…? ショックすぎて手が出ないんでしょうか…かわいそうな里中ちゃん…。 と思ったんですが、単に里中はこの回2番目に打順が回ってくるんですね。そうじゃなきゃ、甲斐甲斐しく世話してるってな。手当てという大義名分の下にいちゃつけなくて、残念だったね里中…。 北さん・里中は振り逃げして走りましたが、あっさりアウトになってしまいました。 次は岩鬼。客席に向かって、「夏子はん! 必ずや土門を叩きのめしてやります!」と怒鳴ります。そこに、土門さんをどうこう言われてムカ入ったのか、吾郎が岩鬼に声をかけます。 「失礼ながら、そういうことは打ってからにしたらどうでしょう」 うわ、結構言うなあ吾郎…。岩鬼相手になかなかの度胸です。さすが下克上(こればっかり) やっぱりというかなんというか、岩鬼は三振してチェンジになりました。 腹で球を受け続ける吾郎に、土門さんってば「吾郎、大丈夫か」とか言いながら肩を抱いちゃってます。 どいつもこいつもラブラブです。 山田は流血沙汰なので、三太郎がキャッチャーに入ります。山田はレフト。 里中三太郎バッテリー、いきなり打たれてしまいました。2塁打。次はバントで1死3塁になりました。 次もカキコンと打たれて、レフトに飛びました。それを山田は素手でキャッチしました。3塁、タッチアップでバックホーム。三太郎が送球をキャッチして、素早くタッチ。アウトになりました。 実況が、山田くんの素手キャッチの気迫がどうのこうの言ってましたが、三太郎のタッチも良かったんだから、そっちも触れようよーとか思いました。 さーてチェンジです。次は殿馬から。 ここんとこ、応援団のサチ子の後ろに「お前らオッサンやないか…」という感じの学ラン3人組がウロウロしてて、こいつらは何なんだろうと思ってたんですが、コーラス部なんだそうです。高校生やったんか…。 殿馬の応援歌を作ってきたんですって。おお、是非歌って下さいな! 「づ〜ら、づ〜ら、チビが行くづら♪」 えええええ。 チビてあんた…。どうひいき目に見ても悪口じゃんよ…。しかし殿馬はうれしそうです。いいんかそれで。 殿馬は「秘打・白鳥の湖、ミュージックスタートづら!」と言ってクルクル回ります。プリマの格好した殿馬がこわいよう…。クルクル回りながらも、 「土門は、この男(吾郎)のプロテクターを狙ってくるづら。その他だとケガするづら。…となると、的は一つづら」 と、ちゃんと狙いを定めます。殿馬はカキーンと打って、それがフェンス前まで飛ぶヒットになりました。 見事三塁打。かっこいいぞ殿馬。 吾郎が、ここで立ち上がって「ドンマイドンマイ、しまっていこいう!」と土門さんを激励します。 「あの吾郎が、おれを励まそうとしている…よし!」 土門さんも元気になります。あの吾郎、という言い方がちょっぴり気になりますが、いやまあ下克上の第一歩ってことで! そして土門さんは、かっつり山岡さんをアウトに取るのでした。次は山田です。 応援団が唐突に主題歌を歌い出し、時間稼ぎに入ります。 山田は片手で素振りを始めます。それを里中はうっとりと(←誇張)見つめ、 「山田があんなにファイトを見せたのは初めてだ…」 と、つぶやくのでした。後は、応援団とか山田や土門のアップをたっぷり映し、ゆっくり時間を稼いで終わりでした。 |
第69話「前略!? 土門(さん)の捕手はボクです」 何故サブタイトルにカッコで「さん」が付いているのかと言うと、予告のときにテロップでは「土門の捕手はボクです」と表示されてたんですが、山田がおもいっきり「土門さんの捕手はボクです!」ってハッキリ発音したからなんとなくカッコで付けてみました。 それに、吾郎が土門さんを呼び捨てなんて…ありえない…。 そして、いきなり吾郎が前略キャラ認定されているのが愉快です。前略ネタはもっと後なのにね。 さて、今回は里中が甲斐甲斐しく山田の腕に包帯を巻くところからです。ほんと、山田のことはよく気が付きますねこの子は…。 えーと、東海の攻撃からですが、明訓はポジション交代。キャッチャーに三太郎、今川がファースト、山田はサードです。で、岩鬼がレフトだったかな? 「わいは別にどこのポジションでもええ」 とか岩鬼が言ってるんですが…どうした、熱でもあるのか岩鬼…。 ピッチャーは、そのまま里中が登板です。嬉しいんだけど、せっかくだから山岡さんや三太郎のピッチャーも見たかったなあ。 そして、雨が降ってきました。あれ、里中の背番号が11番に戻ってる。意味が分からん。 三太郎がサインを出すわけですが、「まずはこんなもんでどうでしょうかー?」とか言いながらサイン出してて非常に可愛いんですが…。で、ストライク取ったら「ひっじょーにいい球でしたよー!」とか言いながら返球。うわー三太郎が可愛い…! この後の展開は全て見事にすっ飛ばされ、一気に9回だそうです。早いよ…。 雲竜「うぬぬ…三太郎のリードがこれほどのものとは…!」 完全にナメ切られていたらしい三太郎。そして、雲竜さんもさっそく三太郎呼ばわりです。 しかし、実はサインを出していたのは三太郎ではなく、三塁にいる山田だったのです。それに雲竜が気付いた瞬間ゲームセット。明訓は決勝進出を決めたのでした。 …なんか、えらいあっさり風味な試合だったような…。里中の復活試合なのに…。 山田が、里中を後ろからだっこしてました。ああもうこいつらときたら…! 試合終了を口実にイチャついてるようにしか見えなくなってまいりました。可愛いなあもう。 場面変わって、 雨の中土門さんは空き地を通りかかります。 そこには、数人からボコられてる小柄な少年…谷津吾郎が! 土門さんは、止めに入ります。しかし、吾郎は「いいんですよ、その内殴り疲れますから」と余裕しゃくしゃくです。 チンピラさんが吾郎の腹を殴りますが、チンピラさんの指が折れます。次に木刀でどつかれますが、木刀のほうが折れます。 こいつ人間か? とちょっと視聴者が心配になったころで、チンピラさんたちは逃げます。 土門さんは、吾郎のぬりかべ並の肉体にほれぼれとしてしまいます。そして、学帽から吾郎も横学の生徒だということが分かります。しかも、元野球部員! 土門剛介と谷津吾郎、運命の出会いです。 土門さんはさっそく「俺と来い!」と、吾郎の手を引いて走り出します。ダッシュで横学へ。 マネージャーによると、吾郎はエラーばかりしていて野球部をクビになったんだそうです。でも、ウッカリしてて野球部名簿から抹消するのを忘れていた、とのこと。 つまり、吾郎は明日の決勝に選手として出ることができるわけです。 「やっとキャッチャーが見つかったぞ!」 と、土門さんは大喜びするのでした。良かったね土門さん! さあ、これからはわたしの吾郎×土門萌えを満たしてくれたまえ。(最低) 明訓では、雨の中里中が山田と投球練習をしています。オイオイ肩冷やしていいのか…? それに、明訓って室内練習場あるじゃん…そっち使えばいいのに。 岩鬼は、夏子はんの家の前で座り込んでおりました。夏子はんは風邪を引いたらしいのですが、それを勝手に危篤なんだと思い込んでいるそうです。 ちなみに、夏子はんは床で「鍋と釜の詩」という本を読んで、「かわいそうなヒロイン…」と涙ぐんでおりました。どんな話なのかめっちゃ気になる…。 また横学に戻ります。キャッチャー装備をつけた吾郎を、野球部員たちが取り囲んでおります。みんな、吾郎はヘタクソだと思っているので、土門さんの捕手に抜擢されたのが信じられません。 そこで土門さんは、吾郎にみんなの前でボールを受けてもらうことにします。「勝手に決めちゃって良かったか、吾郎」と言う土門さんに、吾郎は 「もちろんです。ぼくの大好きな野球ができる…それも、土門さんのキャッチャーなんですから!」 と、朗らかに答えます。吾郎ちゃんの、土門さんへの心酔っぷりが大好きです。 で、土門さんは遠慮なくいきなり吾郎に全力投球。キャッチングシーンは映りませんが、皆は吾郎をキャッチャーとして認めるのでした。 第70話「決勝! 鉄人土門対小さな巨人」 神奈川県大会決勝、明訓VS横浜学院の試合がとうとう始まりました。 先攻は横学です。しかも1番打者はいきなり土門さん。山田は里中に、インコースのシュートを要求します。 土門さんは、バットを振りつつバットを投げてストライク。打ってたら3塁ゴロだそうです。 もっかい同じことやって2ストライク。 岩鬼が里中に「里中! 代わって欲しかったら言うんやで!」と檄を飛ばすのですが、里中は無言で首を振ります。このコンビ大好きです。くっそー可愛いなあ。 次に、里中はインコースのストレートを投げますが、これを土門はカッキーンと打ってホームラン。 ほんっと、里中はよくホームラン打たれる子ですよね…。里中は、ガックリ膝から崩れてしまいます。 「木製なら折れてたづら。バットに助けられたづらよ」なんて慰めてくれる、殿馬に心から惚れます。 殿馬はこんなに優しいのに、山田はぴくりとも動かず。飴とムチは使いよう、ってか! 山田は、心の中でこんなことを思います。 「明訓はこれまで、敬遠策を取ったことがない」 えっ? おいおい山田、夏の神奈川予選の白新戦で、土井垣が不知火に敬遠策を取ったことは脳内から削除ですかい? 山田の中で、あの敬遠はなかったことになってるのかしら。それとも、自分がキャッチャーじゃなかったからあんまりよく覚えてないのか…。 これは、そっと山田語録に挟み込んでおこうと思います。恐ろしい子…! それにしても、つくづくかわいそうな人ですね、土井垣さん…。後輩たち、土井垣さんとの試合は印象薄いみたいですよ。 それなのに土井垣さんは後々「おれはこいつらに命を捧げてもいい」とかなんとか言ってるし…かわいそう過ぎる…! ていうか、山田はもうちょっと土井垣さんの人権を尊重すべきだと思うよ…。 話が飛びました。 この後、里中は快調に三振取ってチェンジになりました。 ベンチに戻った里中は、さっそく頭から水をかぶっております。また「ちくしょうちくしょう、負けてたまるか!」とか、甲子園の決勝時と同じセリフを言い出したらどうしよう、と思ったんですが言いませんでした。 いや、このアニメなら同じセリフ2回使うとかやりかねないよ…(現に小次郎が同じこと2回言ったし) 山田が里中にタオル投げてくれました。受け取って、「サンキュ!」って言う里中がめんこかったです。 関係ないですが、さっき「甲子園」って打ったら一発変換が「こう私怨」でした。怖っ! その変換は正直ありえないと思いました。もう何回も打ってる単語なんだから、いい加減覚えてくれよ…。 だだっ広いベンチに、わざわざぴったり密着して座る山田・里中は横学バッテリーの投球練習に注目します。 「谷津はどんなキャッチャーなのか?」と吾郎を観察するんですが、吾郎はポロポロ落球します。 まあ、吾郎ちゃんはこれからだから! 成長する下克上だから! さて、明訓の攻撃です。1番はおなじみ、男・岩鬼。 土門さんは、様子見で高いボールを投げます。これが岩鬼には絶好球で大当たり。 岩鬼はホームランを確信して走らないのですが、途中でホームランにはならない、と分かって走り出します。真面目に走ってれば3塁打だったのに、途中からだったので1塁打に終わります。 「岩鬼みたいな人間は長生きできないよ」とか、観客に言われちゃってる岩鬼…。 2番殿馬。監督はバントのサインを、何故か里中にやらせます。口の端に指を当てる、なんか色っぽいサイン…何でここだけ里中にやらすんだろう…。 盗塁のサイン(鼻に指つっこむ)は自分でやるのにね! えーと、まあ徳じいの不審な行動はちょっと横に置いておきましょう。 横学は、超前進守備を取ります。投手の前に野手がいるという、すごいシフトです。 吾郎はミットで土門のボールを取ることができず、腹に当てて体で止めます。それで、前に転がったボールを前進守備の子が取る、と。 これで、土門は心置きなく全力投球できるわけです。 しかし、何十球も体で止めるのはさすがに無理なんじゃ…というツッコミは無粋ですね、ハイ。 殿馬はバントしようにも、球威が物凄くてバットが押されてしまいます。バント失敗です。 次の山岡さんは、キャッチャーフライでアウトでした。 さあて、次は山田です。時間が余ったらしく、無駄に昨日の回想がタラタラ流れて終わりました。 それにしても 、これ70話ですよね。わたし、今のとこ74話まで見終わってるんですが、まだ横学戦の6回とかなんですが…。何週やる気なんだこの試合。 と、いうことでしばらくは横学戦です。最近作画が荒くて悲しいです。その悲しさを長文にぶつけています。すいませんウソです。無駄に長文ですいません…! |
第67話「秘投! ハゲ山の一夜づら」 「さあ、土門旋風の巻き起こるこの神奈川県大会…」 とかなんとか実況の方がおっしゃってました。いつの間にそんな旋風が。わたしの心の中ではいつでも里中旋(以下自主規制) ということで今回から県大会準決勝、明訓VS東海の始まりです。 明訓の先発は岩鬼。里中は、「この試合、おれが先発で投げたかった…」と言いながら、ベンチでニギニギしております。 岩鬼は当然のごとくクソボールを投げますが、山田に「岩鬼が力むほどの相手でもないよ」と言われてからは、打たせて取るピッチングであっという間に3アウト。岩鬼が打たせるのって初めてじゃないだろうか…す、すごいや。 その頃横浜学院では、土門さんとキャッチャー山口さんが向かい合っておりました。 どうでもいいんですが、山口さんに先週まではなかったまつ毛が生えてるんですが何事でしょうか…。アイメイク? 初登場時は土井垣顔だったのに、今ではすっかり今川顔です。おかしいだろアニメーター…。 まあいいや、健気な山口さんは土門さんの全力投球を受けて手を負傷しているのですが、「大丈夫です!」だなんて強がって土門さんの球を受けます…が、やっぱ無理でした。 本格的にキャッチャーがいなくなって焦る土門さん。大ピンチです。てことはそろそろ吾郎の登場でしょうか、ドキドキ。 試合に戻ります。山里バッテリーが、ありえないくらいぴったり引っ付いておしゃべりしています。可愛いです。でも、空間はもうちょっとゆったり使おうよ。お前らの周り誰も座ってないのに、何でそんなに密着してるんだ。 明訓の攻撃、1番はいつもどおり岩鬼。東海の先発は雲竜です。 しかし岩鬼は、突然夏子はんと土門さんのことが気になりだしたらしく、見送り三振してしまいます。 気の抜けた岩鬼に、「岩鬼、これに勝ったら決勝だ。頑張ろうぜ!」なんて声をかける、青春野球少年な里中が愛しいです。ちくしょうかわいいなあ。 岩鬼は、里中の「すごいな雲竜…土門もしのぐ勢いだ」みたいなセリフに、唐突に「土門やとー!」と燃え上がって復帰するのでした。ごめんなさい、岩鬼の行動全てが唐突すぎてちょっともうよく分かんないよ…。 その頃横学では、土門さんがキャッチャーを求めて色んな運動部を物陰から見て回るのでした。控え目に行って不審者です。 それにしても、何で相撲部の土俵が屋外にあるんだろう…そんなもんなのかな…。 えーと、試合の方は気が付けば殿馬・山岡さんも三振しておりました。またチェンジ。 ここで明訓はリリーフです。ピッチャー岩鬼に代わって殿馬。打順のとおり、皆に公平に1回ずつ投げさせるんだそうです。 わたしこの作戦が大好きで大好きで、原作で読んでて心躍ったものです。 北「キャッチャーのところまで届くかな…」 三太郎「おれも投げるなんて、どうなっても知らんぞ」 など、皆の反応もすごく可愛いです。あああときめく。 ということで2回は2番打者の殿馬がピッチャーです。東海は4番雲竜から。「づんづらで行くんづらー」とか言ってる殿馬がかわいい…。 殿馬は自分からサインを送るフリをして、舌を出したりして雲竜を挑発します。これで注意しない審判もすごいと思う…明らかに不真面目な態度なのにね。 殿馬はゆーっくり振りかぶって…投げない…振りかぶって…長い長い長い間を空けて、一転してスピードボールを投げます。完全に雲竜の意表を突き、ストライクです。殿馬かっこいい…! 次は、またサインで長々と挑発した後(雲竜でなくてもイライラするほど長かった)、ゆーっくりのモーションで(雲竜でなくても…略)今度はスローボールを投げます。 雲竜は投げますが、セカンドフライでアウトでした。 「秘投・ハゲ山の一夜づら!」 だそうです。スローボールがハゲ山? それ以降の打者は、ポンポン打ち取ってアウト。チェンジです。 明訓の攻撃は、山田から。雲竜は、「わしに山田封じの策あり!」と自信満々です。 68話「代打里中! 山田をかえせ!」 本編に入る前に。このサブタイトル、野球漫画なんだから「山田を(本塁に)かえせ!」って意味だと分かっていても「返せ! 山田を返せ!」って神谷ボイスで叫ぶ里中をどうしても連想してしまいます…。誰に取られたんだろう、山田…。 と、そんなアホな妄想は置いときましょう。 雲竜は、野手全員に指示を出し、極端な左守備を取らせます。王シフトの逆なんだそうです。でもって、雲竜の投げる球は全部アウトコース。 今までおとなしかったくせに、山田の打席となると里中はめっちゃしゃべります。真後ろのファールはタイミングが合ってるだのなんだの。 アウトコースに投げられファールを連発する山田ですが、5球目かそこらでインコースを投げられ、よけきれずに左手首にデッドボールを喰らってしまいます。 「山田ああー!」 …誰のセリフなのかはあえて書かないことにいたします。このセリフの主は、もちろん一番にベンチを飛び出し山田に駆け寄って触る触る。スプレーもかけちゃうぜ。甲斐甲斐しいったらありません。 ここで、岩鬼がブチ切れました。雲竜につかみかかろうとするのを、山田が止めます。 岩「わいにビーンボール投げるんならまだ許せる。けど、お前は!」 山「ありがとう、岩鬼。その一言で、痛みなんて忘れたよ」 何だお前ら。何かおかしくないかこの会話。 自分に当てるのは良くて山田は駄目って…えっ、それは…えっと…。岩鬼ってそんなキャラだっけ…。ビーンボール投げたこと自体に怒るんじゃなくて、山田にぶつけたことを怒っちゃうの…? 山田のセリフも明らかにおかしいよ…。ばかばか、山田には里中がいるだろ…! あっ 「代打里中! 山田をかえせ!」 それはこういうことだったのか…! 確かにこの状況は、山田を返せ! って感じだわ。脚本家の深い意図に脱帽。(すいません本当にわたしアホなんで…) とか何とか言ってる内に、山田は1塁へ。5番は三太郎です。三太郎は、バントと見せかけてヒッティング。ポテンヒットとなります。これで無死1,2塁。6番石毛はバント。1死2,3塁になります。 あれっ関係ないけど、里中の背番号が前回11番だったのに10番になってる…。 えーと、次の今川は4球で1死満塁になるのでした。 次は仲根なのですが、ここで徳じいが代打・里中を送り出します。頑張れ里中! 山田を取り戻せ! ああ、里中の野球シーンを見るのは久々です。嬉しい…! 実況「強打かスクイズか。どちらもやれる里中くんです」 里中、今までスクイズなんてやったことあったっけ…。まあいいや、とにかく里中復帰がうれしい! 里中は、山田の目を見てこんなことを思います。 「あの目は…! 山田のやつ……」 えっ? 何だそれ! さっそく通じ合ってんのかよ! ごめん、山田を返せとか言う問題じゃなかったよ…初めっから里中1人勝ちじゃん…。山田も、自分の視線で里中は当然分かるものだとみなしてるんだもんな。この男夫婦めが…! えーと、この後の展開をドカ実況風に言うと あーっと山田くん走った! スクイズだ! すかさず雲竜くんウエスト! 里中くん、ボールに飛びついて当てたー! 山田くん本塁へ突っ込む! 雲竜くんも素早くボールを取って本塁へ! 判定は…セーフだああ! って感じでした。そんなわけで、明訓は先制点をゲットしたのでした。 里中は1塁へ、三太郎は3塁へ走りましたがそれぞれアウトでした。ここでチェンジ。 徳じいは、「山田と里中の信頼感が生んだ1点だ」とかおっしゃってましたが、信頼感っていうか…まあいいや。 |
第65話「山田! 準決勝への大アーチ」 この上なく分かりやすいサブタイトルをありがとうございます。 ということで、明訓−白新のしめくくりは山田のサヨナラ満塁ホームランでございました。 殿馬が、珍しく「やった! やった!」と声をあげて喜んでて可愛いです。 里中は、ダッシュで山田に駆け寄って抱きつきます。あーいいなあ…このシーンの里中、激しくブサかったけどな! 山岡さんと北さんが肩組んで喜んでました。これも可愛い。何か和むなー。 「力いっぱいやったんだ。悔いはない!」 とは不知火さんのお言葉。ほんっと男前ですねアナタ…! 客席の土門さんご一行は、コロコロ席を替わりすぎです。何やってんだ土門さん。 土門さんは、「ほしかったな、微笑三太郎……」と、事情の知らない人が聞いたらドン引きされるようなことをつぶやいております。いや、事情を知っててもちょっと怖いけどな。 明訓ナインは、帰ってからも練習しております。なんてったって、次の相手は東海高校ですから! そんな中、岩鬼だけは夏子はんの家の前で「青春ってなんだ」を熱唱しております。こんな熱いアプローチにも、夏子はんは窓から顔を出して「明日も頑張ってね」とかなんとか、軽く声をかけるだけです。 原作ではもっとラブラブだったと思うんだけどなあ…。アニメの夏子はんは何だか冷たい気が。 場面は明訓に戻りまして、里中は山田と投球練習をしています。 「肩の痛みはない」とか強がっちゃいますが、後からやっぱり肩が痛くなってうずくまります。あーあ、言わんこっちゃない…。 その頃、雲竜は山田封じを見つけたらしいです。 土門さんはワラ人形を破壊しまくっております。土門さん、やることなすこと怖いんですけど…。(わたし土門さん大好きですよ!) 翌日、横学VS相模の試合を明訓ナインは観戦します。 土門さんは1番打者らしい。そしていきなりホームラン。 夏子はんは、「土門さん素敵…」とかのたまっております。夏子はんは、身長が2m近くあっていかつい男がタイプなんだろうか。里中や土井垣には見向きもしないのは、そういうことなんだろうか…。 何か知らん間にチェンジになっていました。土門さんのキャッチャー、山口くんが土井垣にしか見えないのですが…。 土門さんは初球を投げると同時にダッシュ。打者のバント球を鮮やかに処理し、攻守ともにカッコイイところを見せてくれるのでした。 第66話「遂に出た! 土門投手の剛速球」 前回に続き、土門さんはピッチャーライナーをジャンピングキャッチしてダブルプレーに取ってみたり、もうやりたい放題です。 しかし、このとき土門さんはうっかり2塁に本気で送球してしまい、キャッチした2塁手は指を骨折し退場を余儀なくされてしまうのでした…ど、どんなんやねん…。 あっという間に3回。土門さんの打席は、またもホームラン。さすが横学のドカベン。 そのホームランボールが、岩鬼の頭に命中…ひいい硬球なのに…! しかし、岩鬼なので大丈夫そうでした。 またチェンジ? 土門さんがピッチャーライナーを取ってダブルプレー…ってさっきと同じことやってんじゃん…。 しっかし、土門さんは大好きですが他校同士(しかも、1校は明らかに雑魚校だし)だと眠いなあ。 いつの間にやら最終回になっていました。相模の攻撃。 これまで、土門さんは本気を出して投げていないので案外打たれております。この時点で、1死満塁。 先週は土井垣さんにしか見えなかったのに、今週はそうでもなくなった捕手山口さんが、土門さんに駆け寄ります。 「僕に構わず、思いっきり投げてください」 とか健気なことを言いますが、土門さんはやっぱり手加減して投げてしまいます。そのために打たれ、1点入れられてしまいます。しっかし…原作でこの試合、ここまで丁寧に描写されてましたっけ…? さて、ここで山口くんブチ切れ。 「どうして速球を投げてくれないんですか! 全力を出して負けるならまだしも、こんなのは嫌です!」 熱いなあドカベン…! そして愛されてるなあ土門さん。しかしかまだ1点リードしてるのに、負けること前提で話をする山口…。 土門さんは、これで本当に決意します。 …と思ったら、いきなり荒野に画面が切り替わって戦車が走り出しました。ドカアニメお得意の、唐突すぎる、かつ意味の分からん比喩表現の始まりですよ。 戦車が火を吹くと共に土門が吼え、ボールを投げます。球も火を吹いております。マジで燃えてます。オイオイ。 キャッチャーはミットでボールを受けながらも、ひっくり返ってしまいます。 これでゲームセット。横浜学院は一足先に決勝進出を決めたのでした。 土門さんは、山口に駆け寄ります。 「土門さん、ぼくにも取れました…!」 と言いながら、ぱったり倒れてしまう山口。そこからたっぷり5秒ほど間を取ってから、土門さんは「山口!」と言うのです…その不自然な間は一体何だ。 さてさて、次は明訓VS東海です。 本編には関係ないのですが、66話だけオープニングが変わってました。 土井垣さんや小次郎兄貴や影丸、わびすけ、土門さんが映ったり、里中のバッティングシーンが盛り込まれてたりしてなかなか豪華。 でも賀間さんがいなかったよ…かわいそうな賀間さん…。 |
第63話「リリーフ山田! 一球入魂」 明訓VS白新の試合は、とうとう延長にもつれ込みました。 客席からは、「里中出して!」の大コールです。老若男女問わず、みんな里中の登板を待っています。アイドルだな里中。 しかし、里中はまだ投げられる状態じゃないので、殿馬が続投です。 延長になっても里中が出ない時点で、もしかして里中は投げられないんじゃ、と気付いても良さそうなもんですが、我らが不知火は 「10回は下位打線だから殿馬続投で、11回から里中が出て来るんだな…」 などと、物凄く好意的な勘違いをしてくださいます。ナイス不知火。愛してるぞ。 殿馬、「もうヤケクソづらー!」とか言いながら、その場でクルクル回り始めます。そしてピタっと止まり、 「秘投・白鳥の湖づら!」 と言いつつボールを投げます。直後、倒れる殿馬。投球は普通にヘロヘロです。こんなこと言いたくないけど、殿馬ちゃん、クルクル回ったの無駄だよ。 白新打者はこれを打ち上げフェンスまで飛びますが、北さんがフェンスに激突しながらキャッチ。ファインプレーでアウトです。いつの間にか2アウトらしい。 クルクル回るのが無駄だと気付いたのか、今度は「初球はスローボールづら!」なんて宣言して、打者を揺さぶりにかかります。殿馬はこうでなくちゃ。 打者は「そんなのにだまされるか!」とスピードボールを待ちますが、殿馬の初球は 「秘灯・ボーリング!」 ボーリングの球を投げるように、アンダースローでヘロヘロのスローボールを。 タイミングが合わず、セカンドゴロです。それを岩鬼がキャッチし、ファーストに送球せずに自ら走ります。夏子はんに男らしさを見せ付けるために! 結果、見事アウトになるのですが、夏子はんは岩鬼の方なんて全く見ていないのでした。あーあ…。 ここでチェンジ。明訓の攻撃も下位からだったので、あっさり三振みっつでまたチェンジ。 11回は、殿馬がセカンドに入り、ピッチャーは岩鬼。 岩鬼は夏子はんのために、頑張ってど真ん中を決めるのに、やっぱり夏子はんは岩鬼の方を見ていないのでした…ここまでくると哀れだなあ、岩鬼…。 なんだかんだで、1死1,2塁という局面でバッター不知火です。 ここで、徳川監督がリリーフを告げます。なんと、リリーフ投手は山田! ……とか書いてますがサブタイトルの時点でバレバレです。むしろ先週の次回予告でもばっちり教えてくれました。それでいいのかドカアニメ…。 さあ、思わぬ交代に会場みんなびっくりですです。ポカーンとしてる山田が可愛い。 マウンドに立った山田は、物凄く動揺します。 ロージンに咳き込んだり、いつまでも足場を固めたり。 ちなみにわたしは、この山田の動揺ぶりを見て「ああ山田も人の子なんだ」と安心いたしました。 山田の代わりにキャッチャーになった三太郎が、「しまっていこう!」と気合を入れます。 おおう貴重だ、三太郎の「しまっていこう」…! 思わず巻き戻すわたくし。 しっかし、多分キャッチャーの絵を用意してないからだと思うんですが、しゃがんでミットをかまえる三太郎が、どう見ても山田です。 太りすぎです。三太郎ナイスバディなのに。 ピッチャー山田の初級はクソボールでした。三太郎は飛びついてキャッチします。 そこで土門さんの目が光ります。 「うまい…三太郎。おれのキャッチャーに…」←心の声 「ほしい!」←実際の声 心の声がはみ出る土門さん。いきなり「欲しい!」とか叫び出して、周りの人は何事かと思っただろうなあ。 土門さんは結構粘着なので、この「三太郎欲しい病」がおさまるのは、プロに入ってからなんですよね…それまでじっくり苦悩してください。 土門さんの苦悩は置いといて、ピッチャー山田はタイムをかけ、グローブからキャッチャーミットに持ち替えました。アリなんですかね、こういうのって…。 そしてビシュッと投げます。今度はど真ん中。不知火は見送りました。 次、三太郎からサインが送られ、山田は「ええっ?」と驚きながら赤面します。驚くのは分かるけど、何故顔を赤らめるのですが山田さん。どんなサイン交換してるんだお前ら。 山田は2塁牽制を3回連続で仕掛けます。牽制に見せかけて、カーブの練習をしてたそうです。 それを見て、不知火はカーブを狙いますが意表をついてストレートでした。これで2ストライク2ボール。 そして次の打席で、山田はマウンドでしゃがみます。 「なんと! キャッチャースタイルです!」 第64話「激投不知火! ひるむな明訓」 前回のおさらいが、5分近くもあったよ…! 連続で見てるのでイライラするのなんのって。山田リリーフから丁寧におさらいしてくださいましたよ。 さて、山田はキャッチャースタイルから素早く投げます。不知火のバットをへし折り、ピッチャーフライでアウト。チェンジです。 明訓の攻撃は北さんから。不知火が投げるんですが、「バシッ」という音が鳴って2秒後くらいにボールがミットにおさまりました。画像と音のタイミングが全然あってない…。北さんはあっさり三振でした。 その次の打者は岩鬼。1塁ゴロを打ちますが、ファーストがファンブルして岩鬼は2塁に進みました。 ここで、客席の土門さんのコメントを。 「どうせ、岩鬼は2塁上のカカシだ」 い、意外と毒をお吐きになるんですね、土門さんたら…。小次郎兄貴とかが言いそうなセリフだと思った。 えーと、次の殿馬は敬遠。1死1,2塁です。 岩鬼はやっぱり、客席の夏子はんが気になります。と、土門さんの横に夏子はんがいない! 「夏子はん、やっと分かってくれたんか!」 と、岩鬼は喜びますが、次の瞬間夏子はんが土門さんにソフトクリームを買って、戻って来ます。これを見てウオオオとなった岩鬼は、3塁に向かって(岩鬼的には客席に向かって)走り出します。 このときの打者・山岡さんは、「あっ、岩鬼がアウトになってしまう!」と思って根性で不知火の球を打つのでした。かっこいい! 3塁ゴロでしたが、サードがファンブル。(ファンブル率の高い回ですね)オールセーフで、1死満塁になるのでした。 すいません、それよりも夏子はんが買ってきたソフトクリーム、土門さんは食べたんでしょうか。食べてるところが見たかったよ! ソフトクリームと土門さんなんて2ショット、そうそう拝めるものじゃないのに! あと、関係ないんですが不知火パパの声、多分ジャムおじさんと同じだと思う。あの声で「守…!」とか言うんですよ。たまらんぜよ。 話をストーリーに戻しましょう。1死満塁なんてオイシイ局面で出てくるのは、もちろん4番・山田です。 あっという間に、フルカウントになります。さあこっからが長いぜ。山田のアップ、不知火のアップ、明訓応援団、白新応援団、山田のアップ、不知火のアップ、山田のアップ…分かったから早く投げてくれよ…。 なんて素敵な時間稼ぎの中、不知火がタイムをかけます。不知火は、野手全員をマウンドに集めてこう言います。 「最後の一球、おれは思い切り投げる。それがどんな結果になっても、全員悔いのないプレーをしよう。それだけだ。さあ、しまって行こう」 何だこの男前。不知火がカッコよすぎる…! しまって行こう、ってのがいいです。素敵。 さあ、気合の入った不知火が、いよいよ投げます。それが山田のバットに当たり…で、以下次号。 |