第1話…タイトルは忘れました! バレンタインデーなので、「魔法戦隊マジレンジャー」の第一話を見てみました。(意味が分からん…) なにげにこっそり、昨日ビデオに録画しておいたのでした。成人した娘が戦隊ものをビデオに録画する様を見て、両親は何を思ったのでしょうね。知ったことか! ということで、レビューレッツゴー。ちなみにわたくし、戦隊ものを30分しっかり見るのは人生初です。 ちょっと思ったより長くなってしまいました…くどくど書いてるので、斜め読みしてくださいませ。 オープニングは、唐突に爆発ドカーン、続いて無意味に5色のスモークがドカーン、という感じで愉快でした。いいね、正に戦隊ものって感じ! 空飛ぶバイク? みたいな乗り物に乗って、ヒーローの皆さまが地下鉄の駅構内を飛び回ってたりしてました。大・迷・惑! まあいいや、本編に参りましょう。 どうも、地底っぽいところで悪のボス的な、いかつい着ぐるみの方が目覚めたようです。 「掟に従い、地上の奴らに極上の恐怖を味合わせる!」 とか、訳の分からんことをほざいてらっしゃいます。それにウオオーと呼応する、雑魚の皆さん。 場面変わりまして、主人公たちのお家です。今回の主人公たちは兄弟のようです。 初めに、5人の兄妹の特徴などをまとめたいと思います。全てわたしの独断と偏見です。 長男、蒔人(まきと):料理得意っぽい。「産地直送、兄貴サラダだ!」とかなんとか言っちゃって、いい具合に頭が悪そうです(褒めています)土いじりが趣味なんだそうです。職業は不明です。頼りになる兄貴ポジション。 長女、芳香(ほうか):発言に一番脈絡がありません。夢見る乙女? チャキチャキしたお姉さんポジション。次女をアゴでこき使ってらっしゃいます。職業不明。多分社会人です。 次女、麗(うらら):姉の言うことに、ニコニコしながら従うお嬢さん。多分、一番セリフが少なかったかと…。のんびりお姉さんポジション? 次男、翼(つばさ):棒読みナンバー1。(他の方々も大概ですが…)滑舌もあまりよろしくないです。大学生? クールなあんちくしょうポジション。長男の言動をサムイと思ってるみたいです。 三男、魁(かい):棒読みナンバー2。滑舌もあまり(以下略)高校生で、サッカー少年。熱血末っ子ポジション。 さて末っ子は、建物のてっぺんの旗のポールをよじ登っておりました。目的は、引っかかった風船を取ることです。(番組冒頭で末っ子と女の子がぶつかり、風船が飛んで行く、というシーンがあったのでした) その瞬間バランスを崩し、うわあああっとまっ逆さまに落ち…るも、お店の布のひさし?に跳ね返り、街灯に飾られていた電飾のツタを掴んでターザンよろしく振り子運動をし、2回転くらいしながら、オープンカフェの椅子にボスンと着地しました。 変身しなくても充分超人です。あんた生身で戦えるんじゃ…。 末っ子は女の子に風船を渡し、 迎えに来た家族と合流します。 ここからが怒涛の急展開です。 唐突に、家族の前に怪人? 魔物? が登場します。一歩前に出た兄弟たちのお母さんは、金色の携帯電話を取り出し 「天空より力を授かりし(中略)魔法変身! マージ・マジ・マジーロ!」 と唱え、真っ白なレンジャー、マジマザーに変身します。 白いんだからマジホワイトではいかんのか! なんて思ってはいけません。飽くまでマジマザーです。 魔物はマジマザーに向かって、その辺に停めてあったワゴン車をマジマザーに投げつけますが、マジマザーはそれを一瞬で消滅させてしまうのでした。 車の持ち主かわいそう…。 マジマザーはピシコーンと魔物を凍らせて、「チェックメイト!」と決めポーズです。 子どもたちは、いきなりお母さんがエライことになってしまって、びっくり仰天です。 お母さんは開き直りが早い方のようで、お家に帰って色々と魔法を披露してくださいます。魔法で自分の分だけお茶を淹れたり、自分の分だけケーキを出したり。 と、そこにお母さんのゴールド携帯になにやら表示が。どうやら、敵がわんさか湧いてきたようです。しかしお母さんは、近いうちに来るであろう地底との決戦のため、に力を蓄えとかないといかんそうです。 お母さんが「マジーロ!」と唱えると、末っ子以外の兄弟の服が黒いマントになりました。あと、金色の携帯電話ももらってました。お母さんは息子たちに、こう言います。 「さあ行って! 戦うのよ!」 いきなりかよ。お母さんそれはあんまりだよ…! 谷底に蹴落としすぎだよ。すごいおかんだなあ…。 兄弟たちは唐突に、「やりましょう!」「おれたちならできるよ!」と一致団結します。オイオイあんたらもうちょっと考えようよ…。おかんには、もうちょっと文句とか言ってもいいと思うよ! 次男だけ「何でおれが…」という感じなのですが、ノリノリな3人の姉と兄に無理矢理のせられております。 ちなみに、その間末っ子は完全無視されております。まるでそこに存在していないかのような、パーフェクトシカトです。かわいそうだよ…! 兄弟たちが出て行ってから、末っ子は「母さん! 何でおれだけ仲間はずれなんだよ!」みたいなことを言います。 このときの、お母さんの「あら、いたの?」てな感じの表情がたまりませんでした。そんなところでいい演技しなくても…! そしてお母さんは、「バカにヒーローは任せられない」ということを、遠まわしに優しく末っ子に伝えるのでした。 えーと、ここどこやねん、って感じの山の中に兄弟到着。さあ変身です。 しかし、リハーサルも何もなしでいきなりポーズ決めて変身するコイツらは何なんだ。マジマザーの血がそうさせるのかしら…。 長男:「うなる大地のエレメント! 緑の魔法使い、マジグリーン!」(背景は森) 長女:「吹きゆく風のエレメント! 桃色の魔法使い、マジピンク!」(ピンク色の風と花びら。こわい) 次女:「たゆたう水のエレメント! 青の魔法使い、マジブルー!」(たゆたうどころか吹き上げてる水) 次男:「はちゅるいかづちのエレメント! 黄色の魔法使い、マジイエロー!」(雷バチバチ) …いや、次男のセリフが聞き取りづらくてですね…。どう聞いても「はちゅる」って言ってるんですもの…。 多分、「走る」か「かける」だと思うんだけどなあ。 こっからひたすら戦闘なんですが、何だかめまぐるしすぎて眼で追うのがやっとでした。 ピンクさんが扇風機に変身してたり、ブルーさんが運勢占いしたり、割と意味が分からん部分もありました。 快調なマジレンジャーさんたちでしたが、突如現れた黒い騎士に一撃でのされてしまいました。 この黒騎士がこの兄弟たちの父親である、に団地妻1人賭けるよわたし!! とか思ってると、今までこっそり隠れて見ていた末っ子が飛び出してきました。 「おれはマジだぜー!」 うわあ。 いえ引いてません引いてませんよ! その叫びとともに、末っ子の服が黒マントに変化して、ノリノリでマジレッドに変身します。ちなみに決めゼリフは、 「燃える炎のエレメント! 赤の魔法使い、マジレッド!」(ドカーン) でした。 ベタですな! で、自分の体を炎で包んでドカーンと敵に突っ込んだりしてました。 そしたら黒騎士が巨大ロボに変身して終わりでした。 さ、さすが第1話…えらいこと盛りだくさんでした。引っ張って引っ張って引っ張りまくる、ドカアニメとはわけが違うわ…。 いやー突っ込みどころ満載で愉快でしたよ、マジレンジャー! そして、本編が終わった瞬間、変身用携帯電話とマジスティックのCMが流れました。 もう商品化されてるんかい! 早いなあ…。大人の事情がムンムンで素敵です。 |
第2話「勇気を出して〜マージ・マジ・マジカ〜」 前回は、黒騎士が巨大化したところまででした。無謀にも、そいつにマジレッドが突っ込んでいきます。ちなみに、黒騎士はマジレッドの20倍くらいの大きさです。やっぱり赤はバカなようです。 そこに現れたマジマザー! 「後はお母さんに任せて!」と言いながらお母さんも巨大化します。 わたしは黒騎士をマジレンジャーのパパンだと思っているので、これって夫婦対決なんじゃ? とワクワク。 マジマザー「魔法は正義のためのものよ!」 黒騎士「魔法は力だ。力こそ全て!」 相変わらず会話がかみ合ってません、このドラマ。 お母さんと黒騎士の力の差は歴然で、お母さんは一方的にボコられ、そのまま爆発して消滅してしまいました。 ええっ、お母さんもう退場ですか!? は、早いよ! マジレンジャーの愛と勇気で復活したりしないかなあ…。 そこでブチ切れたマジレッド、またも黒騎士に突っ込んでいきます。重ね重ねバカです。 しかし、そのまま黒騎士は帰って行きます。良かったね。向こうが喧嘩買ってたら、鉄板で死んでるよあんた。 ママンがお亡くなりになってしまったので、兄弟はみんな沈みます。女の子2人は大泣きです。 そこに、長男の携帯が鳴ります。敵襲のサインでした。 末っ子はさっそく「行くぞ!」とやる気満々なんですが、次男と長女が行きたくない、とごねます。まあ、お母さんがあんなことになったばっかりだもんね、無理ないよね…と思ったんですが、末っ子はブチ切れ(何回キレるんでしょうねこの思春期は)次男と取っ組み合いを始めます。 それを長男が止め、長男・次女・末っ子だけで出動することになりました。ゴネ組の長女・次男は家に帰ります。 街には、ゴスロリ+パンクなファッションの女の子悪魔が2人。2人の名前は「ナイ」と「メア」だそうです。子ども向け万歳。 でも2人とも可愛いです。ちょっと知能低めで不覚にも萌える。 しかし2人は合体し、知的かつ可愛くないゴテゴテ悪魔、バンキュリアになってしまいました。ナイとメアの方がいい…。 そこに駆けつけたマジレンジャー3人。3人は素早く変身します。 しかし、速攻でバンキュリアに3人とも捕獲され、そのままブロブとかいう巨大な魔物の口の中に放り込まれてしまいます。 そのころ、長女と次男はお家でうっかり隠し部屋を見つけてしまいます。 そこでは本が羽ばたき、肖像画の人物が笑います。っていうかハリーポッターですよね? ハウルもちょっと意識してるっぽいです。 そして、幻のお母さんが浮かび上がり、色々とお話をしてくださいます。それによると、マジたちのパパンは昔、マジトピア(天空)とインフェルノ(地獄)の戦いに参加してたそうです。で、身を挺してインフェルノを封印したんですって。やっぱ、黒騎士がパパンなんじゃない? ママン「勇気を出して! それがあなたたちの武器よ! これは、お母さんからの最後のメッセージよ…」 あれっ。てことは、長女と次男以外は最後のメッセージ聞けずじまい、ですか…? それを聞いた2人は、唐突にやる気を出します。さらに唐突に、壁にかけてあったホウキが空飛ぶバイクに変化し、2人はマジイエローとマジピンク変身してそのバイクに乗るのでした。 イエローとピンクは、速攻で戦闘場所に到着しました。イエローは、辺りに兄弟がいないことをいぶかしんで、赤に電話をかけます。 「ちい兄! おせえよ!」と、魔物の腹の中で体液にもまれながら電話を取る赤…余裕だなお前。 状況を理解したピンクは、コショウに変身して魔物に振り掛けます。それで、魔物はハックション。鼻なんてないけどブエックション。レンジャーを吐き出しました。くしゃみで吐き出すもんなのか? まあいいや。 次は、イエローが魔物に向かいます。 「おれはマジだぜー!」 イエローよ、お前もか…。 イエローは雷ボウガンをぶっ放して敵を倒し…たと思ったんですが、如何せん魔物は巨大なのでまだ生きておりました。 そして何の前触れもなく、 「あふれる勇気を魔法に変える! 魔法戦隊マジレンジャー!」(ドカーン) と叫び、マジレンジャーたちは巨大ロボットに変身するのでした…。オイオイそんな簡単にできるんなら、黒騎士VSママンのときに何故変身せんかってんお前ら…。 その辺は追求しないでおきましょう。とにかく変身いたしました。 緑:マジタウロス(1人だけやたらでかい) 桃:マジフェアリー(1人だけやたら小さい) 青:マジマーメイド(如何せん人魚なので足がない。どうやって歩くんだこいつ) 黄:マジガルーダ(個人的に結構カッコイイと思う…) 赤:マジフェニックス(無難なデザインです。商品化の際、一番子どもに受け入れられそうな二足歩行ロボ) という感じ。自分たちも巨大になったところで、5対1で遠慮なくバトル開始です。 まず、桃がボールになり、それを緑が斧でカキーンと打ち、青が蹴り、黄がトスして赤がオーバーヘッドキック…ってあかんやろその戦法! あかんてほんま! ピンクが1人でイモ引いてるじゃないですか。しかしこの戦法で魔物を倒し、5人は大喜びです。 巨大ロボながら青、赤、黄で円陣を組んでて可愛いです。緑と桃は、サイズが違うので後ろで見てるだけでした。何か哀愁…。 そして兄弟は家に帰り、結束を固めます。ってとこで終わりでした。最後に長男が、「明日は頭が良くなるアニキサラダだ!」って言うのがナイスです。サラダしか作れないんじゃないのか、こいつ。 で、次回予告が衝撃でした。来週はどうも、長男と末っ子が喧嘩するらしいんですが… 長男「兄ちゃんの言うことを聞け!」 末っ子「アニキサラダはもういいよ!」 末っ子が言った! 言っちゃった! あんたなんてことを! おそらく兄弟全員が、心で思ってはいても口に出さなかったであろう禁忌に触れるとは…若いって恐ろしいね…。 来週が非常に気になります。 後日追記:実際は「アニキサラダはもういいよ!」ではなく、「アニキ面はもういいよ!」と言っていたそうです。アニキサラダ、にしか聞こえなかったわあ……。 |
第3話「魔竜に乗れ! マージ・ジル・マジンガ」
マジ兄弟は、おうちの隠し部屋を掃除しています。しかし、やる気があるのは長男だけです。 そんな中、末っ子が不審な植木鉢を見つけました。そこからは、大きめの葉っぱが生えております。 「何だこれ」 とか言いながら、いきなり葉っぱを引っこ抜く末っ子。普通鉢植えって抜かないだろ! やっぱこいつバカだ! それはマンドラゴラで、物凄い奇声を発します。個人的には、その奇声を聞いた長女・次女の悲鳴の方が奇声でしたが。 そのマンドラゴラは魔法生物(?)みたいです。何か微妙な顔しています。「マンドラぼうや」といい、兄弟のお母さんにはお世話になったんだそうです。 それはいいんですが…こいつの口調が 「〜でござりますですぅ」 なのが、なかなかこめかみに来ます…。 そして、マンドラはいきなり歌い出します。魔法戦隊のテーマソング? みたいなのを。 「先陣切って突っ走る赤」とか「最後に控えし緑」とか、そんな感じのセンスの感じられない歌です。 長男は、末っ子が先陣で自分が最後であることが、気に食わないようです。 末っ子「おれが先陣ってことは、おれが隊長だよな! 兄ちゃんは、ビ・リー!」 長男「何だと! 兄ちゃんは長男だぞ!」 24歳長男、大人げなさすぎ。17歳のぼうやに対してムキになりすぎです。薄々と勘付いてはいたんですが、長男もバカなんですね! しかし、一人称が「兄ちゃん」なのが可愛いです。 とかなんとか言ってる内に、山ん中で敵が発生したらしいです。現場に急行するマジ兄弟。 敵は、ボスっぽい魔物が1匹と、雑魚がいっぱいでした。 兄弟は、早速マジレンジャーに変身します。長男は、「あのボスは兄ちゃんが倒す!」と意気込みますが、末っ子はそれを無視してボスに向かって突っ走ります。 どうでもいいんですが、こいつら変身しても本名と、「兄ちゃん」「姉ちゃん」で呼び合ってるのがなんか可愛いです。 突っ走る赤ですが、ボスに負け気味です。どうやら、3話目にして「突っ走る赤は、1回目は必ず負ける」というセオリーができあがっているようです。 赤ピーンチ、のところに緑がやってきて、助けてくれるのかと思いきや、 「あのボスは兄ちゃんが倒す、って言っただろ!」 と、赤につっかかります。そして赤は思春期なので、売られた喧嘩はもれなく買います。さあ、めくるめく兄弟げんかの始まりです。 で、敵さんが攻撃をしかけてきます。雑魚たちを踏み台にして、ボスがハイジャンプして攻撃、という感じです。 緑もそれを真似したかったらしく、いきなり赤の肩に乗っかりますが、怒った赤に振り落とされてしまいます。 そこにやってきた黄色がボスに1発食らわせ、敵たちは逃げていきます。おお、黄色強いじゃん。 変身をといた瞬間、長男が末っ子をブン殴ります。赤は思春期なので売られた喧嘩は(以下略)ということで、めくるめく兄弟げんかがまた始まります。 「何で兄ちゃんの言うことを聞かないんだよ!」 「兄ちゃん兄ちゃんってうるさいんだよ!」 セリフだけ見ると小学生の喧嘩のようですが、間違いなく24歳と17歳の喧嘩です。とりあえず、いきなり肩に乗られたら誰でも怒ると思うよ。わたしでも怒るよ。 2人はもみあって、地面をゴロゴロ転がっております。それを止めようとする長女のパンツが見えそうで、そっちの方がハラハラしました。 結局2人は怒ったまま、その場で別れます。 で、アニキ農場にて。(ちゃんと「アニキ農場」って看板立ってました。さいていだとおもいました) 長男は、カッカしながら土を耕して…っていうか罠でも仕掛けるんか? ってくらい深く穴を掘ってます。しかもへっぴり腰です。(いや、俳優さんだからしょうがないんですが) 何もかも自分の思い通りにいかなくて、ムキーとなっている長男のもとに、長女がやって来ました。長男秘蔵のイチゴを勝手に摘んで来てます。 「イチゴはわがままなんだ。土がよくないと、赤くならないんだ」 と、長女に教えている内に、長男はハッとあることに気が付きます。 「そうか…魁(末っ子)は、わがままなイチゴなんだ! だから、土が赤くしてやんなきゃいけないんだ!」 長男、あまり良くない方向に開眼。 弟をイチゴに例えるのは、相当重傷だと思います。24歳から始める変態の道。応援しておりますので、頑張ってください。 ところかわって、こちらは赤。巨大な触手と戦闘中です。しかも負け負け。 そこに、兄ちゃん姉ちゃんたちが助けに来てくれます。一番に助けてくれるのは、一皮むけた長男です。 「魁、お前は真っ赤なイチゴだ! そして、兄ちゃんは畑だー!!」 ああ、長男(24)がどんどんフォローできない方向に…。 緑は絶好調で敵を倒しまくるんですが…、敵さんたちも緑の異様な雰囲気を察知して、手が出せなかったのかもしれません。 そんなことしている内に、巨大触手は5本に増えました。 そしたら兄弟の携帯に新しい呪文、とかいうのが表示されます。(夢のない大人なので、小出しにせずチャッチャと出せよ新しい呪文。と思います。) その呪文「マージ・ジル・マジンガ」を唱えると…まず、皆さん巨大ロボに変身します。その後、ガシャコーンガシャコーンと緑・桃・青・黄が合体しマジドラゴンとかいう龍ロボになります。その背中に赤ロボが乗り、龍騎士のできあがりー。 ドラゴンが火を吹いたり、赤がそれを蹴ったりして快勝しました。 今週初めて知ったんですが、赤ロボに上唇がある…のが怖いよ…! えーと、お家に戻って参りまして、マジレンジャーは誰が隊長なのか? という話になります。 末っ子「おれが隊長だよな! だって、おれはイチゴなんだろ!?」 長男「イチゴはイチゴであって、隊長ではない!」 末っ子「イチゴは食えるんだぜ! 畑は食えないだろ!」 長男「食えるかもしれないだろ!」 食えねえよ。 ていうか食える食えないの問題ではないと思う…。 あと末っ子、お前本当にイチゴでいいのか。今度からお前のことイチゴって呼ぶぞ。何かにつけて「わがままなイチゴ」って書くぞ! それでいいのか17歳男子! …そんなわけで今週は、「バカとバカ、喧嘩するほど仲がいい」っていう話でした。 |
第4話「魔人の王様〜マージ・ジルマ・マジ・ジンガ〜」
始まった瞬間、末っ子が次女に引っ叩かれましたよ! 末っ子殴られてばっかだな。なんでも、お母さんの形見であるコンパクトを割ってしまったんだそうです。それで普段は温厚な次女もブチ切れ、末っ子をシカトします。 それはちょっと置いときまして。 手の平に「M」の字を三回書き、「マジカ、マジカ、マジカ」と有明の月に向かって唱えると、魔法戦隊マジレンジャーが助けに来てくれるんですって。 …という噂が町中に広まっているんですが、どうやって広めたんだお前ら。そして、そのSOS信号はマジレン家にある鏡に映し出されるんだそうです。 「魔法110番」と言うらしいんですが…3回ボタンをプッシュすれば警察に繋がる110番に比べ、随分としちめんどくさい手順を踏まんといかんのですね、マジレンジャーさん方…。 それに、お前らの携帯で敵の存在を察知できるんと違ったんか…! あと、月に向かってという条件なら、曇りの日は110番できないってことっすか? さて、とある女の子が、さっそく月に向かって「魔法使いさん魔法使いさん、お父さんがいなくなっちゃったの」とお願いします。何か、黄金バットを思い出すなあ…。 次女が、樹海に女の子のパパンがいる、と水晶玉占いで突き止めます。早速出動マジレンジャー。 樹海では、コカトリスが石化した人間をたくさん集めておりました。石像は、CGとミニチュアが混在しとりました。 真っ先に突っ込んだ末っ子が、セオリーどおりさっくり負けます。他の兄弟もタコ殴りにされます。そして、コカトリスは石化ビームを末っ子に向かって吐きますが、次女が末っ子をかばい石像になってしまうのでした。 学習能力のない、思春期かつわがままなイチゴの末っ子は、ブチ切れて敵に突っ込もうとしますが兄弟に止められ、一時退却します。 マンドラが、次女を元に戻すには練成術を使うしか…とか言い出します。末っ子はひたすら呪文を唱えるんですが、レベルが足りないらしくどうにもこうにも。 そうこうしてる内に、兄弟の携帯に敵が街に来た、という情報が入ります。やっぱり魔法110番とかより、こっちのが融通効くって…。 次女石像に付きっ切りの末っ子は放置して、緑・桃・黄の3人で街に向かいます。 そこには、街で暴れるコカトリスが。 さっき散々負けたのに、どうしてまた突っ込んでいくんだマジレンジャー。せめて巨大ロボに変身しようとか思わないのかマジレンジャー。 えーと、またマジレンのおうち。末っ子はMPが尽きたらしく、その場にへたり込みます。そこに、マンドラがこんなことを。 「もしかしたら、コカトリスを倒せば麗ちん(次女)は元に戻るかもしれませんでござりますですぅ…」 そういうことは早く言え。 末っ子のMPが尽きたこのタイミングに言うなんて、こいつもなかなか良い根性してます。 末っ子は、次女石像に「絶対元に戻してやるからな!」と誓います。そのとき、次女石像がコンパクトを握りしめていることに気付くのでした。 その頃街で戦闘中の3人は、何故か魔法は一切使わず律儀に肉弾戦でコカトリスを戦い、やっぱりダダ負けしてました。 そこに、次女石像をかついで末っ子参上。コカトリスの石像ビームを、地面から練成した鏡で跳ね返し、コカトリスを石像にしました。 それで、石像にされた人はみんな元通りになりました。もちろん、次女も元通りです。ダッシュで抱きつく末っ子。役得だね! 音速で仲直りするおふたり。その時、マジレンジャーの携帯に新しい呪文が表示されました。末っ子を信じた、次女の勇気に反応したんだそうです。ちなみに、先週は長男の「魁、お前は真っ赤なイチゴだー!(以下略)」という勇気に反応して新しい呪文が出ました。勇気って何なんでしょうね。 さて、倒したはずのコカトリスが巨大化しました。段々パターン化してきたなあ…。 そんなわけで、やっと巨大ロボに変身です。相手が巨大化しないと、こっちも巨大化したら駄目なんでしょうか。ついでに新しい呪文も試してみるんだそうです。 あっ、5体のロボが全部合体しました。マジキングNO.1、というそうです。NO.2以降が存在するのか気になりますが、その前に先週登場した4体合体マジドラゴンの立場はどうなるのでしょう…。 ロボの内部には、下半身がツボにずっぽり埋まったマジレンジャーがいます。こっわ! …ツボと思ったら、チェスの駒なんだそうです。どっちにしろ怖いわ。 末っ子「おれたち!」 全員「マジだぜ!」 あーあーあー…。 そんな感じで、よく分からないドカーンバカーンな魔法で、コカトリスを倒しました。 全員「マジで決めたぜ、マジレンジャー!」 あーあーあーあーあー……。 毎週番組の最後に、今週の呪文をおさらいするコーナーがあります。今週は5体合体の呪文だったのですが…「変身しないでやると、こーんなかんじ!」と、次男が後ろから長男の肩にのしかかり、長男は末っ子を姫抱っこし、その横に次女が座ってるという…。そこに、長女が長男に正面から抱きついて、崩れて終わりだったんですが… 東映、やることが卑怯です。 わあん、あほっぽくて可愛いとか思っちゃったじゃないかよ…! 東映のあざとい戦略に、一瞬でもはまった自分がちょっぴり許せない今日この頃。 どうでもいいんですが、次回予告でまた末っ子がぶっ叩かれてました。何週連続で殴られるんだろう、こいつ。 |
第5話「恋をしようよ〜マージ・マジーロ〜」 デパートにて長女が、末っ子と同級生らしき女の子が一緒にいるところを目撃します。この同級生女子(山崎さん、という名前だそうです)がめっちゃ可愛かったです。マジレンに出てくる女の子はみんな可愛いなあ。 山崎さんがちょっと外したスキに、長女は末っ子にからみまくります。 長女「あの女の子のこと、好きなんでしょう〜?」 末っ子「ああ、そうだよ!(軽くヤケになりつつ)」 おお認めた…! しかし片思いなんだそうです。そこで長女は、末っ子の恋を成就させようと張り切る張り切る。人面蜂に変身し(本気で怖かった)山崎さんの周りをブンブン飛びます。さあ末っ子、長女蜂を追い払って男を上げろ! というところでしたが、末っ子は近くにあったメガホンをぶん回し、山崎さんの頭を勢いで殴ってしまいます。あーあ。 続きまして長女は扇風機に変身し、末っ子たちに向かって強風を吹かせます。さあ末っ子、上着を貸して男を上げろ! というところでしたが、長女風のイタズラで山崎さんのスカートがめくれます。その直後の、とっても幸せそうな表情をしていた末っ子が印象的でした。 山崎さん「み、見た!?」 末っ子「うん!」 末っ子、バカゆえに即答。 山崎さんに引っ叩かれましたよ。おめでとう末っ子、これで三週連続殴られてるよ。是非来週も殴られてください。 その後、末っ子と山崎さんは甘味処に入りました。渋い高校生だな、オイ。必死に謝る末っ子に、山崎さんは 「いいよもう。その代わり、ここは小津くんのおごりね!」 と悩殺スマイルです。可愛いなー。しかし女子高生のパンツ見料が、あんみつだかぜんざいだか1杯分のお値段か…それは安いんでないの? とか考えんでいいことを考えました。 長女は今度はラジカセに変身し、ムーディーな音楽を流します。そこで、ようやく末っ子は長女が手出ししていることに気づきます。 ムキーッとなって長女を追いかけるのですが、その際店員さんと接触し、店員さんが運んでいたあんみつが山崎さんの制服にベットリと…。しかし、末っ子はそれに気づかず走っていってしまいます。 ……終わったな、末っ子。 先週、次女が石になってまで末っ子に訴えた、「周りをよく見て行動しなさい!」という教訓はカケラも生かされてないようですよ。さすがバカ。まあ人生は長いですから、この恋はあきらめてくださいってことで。 えーと、長女は郵便ポストに変身し、末っ子をやりすごそうとします。しかし、明らかにピンクのポストだったので、即効で末っ子にばれました。ポストに食ってかかる末っ子は、近くにいた子供に「ママー。あのお兄ちゃん、ポストと話してるよ」と、ベタベタな変質者扱いをされていました。 末っ子は、「ああもう駄目だ、絶対山崎さんに嫌われた…!」と落ち込みます。そこで長女がビッと一言。 「どんなときでも希望を持とうよ!」 うん、お前が言うなってヤツだよね! でも末っ子はバカだからか思春期だからかイチゴちゃんだからか、あっさり納得してしまいます。マジレン名物、高速仲直りです。 そのころ、山崎さんはタクシーに擬態した魔人に襲われておりました。そのときの山崎さんの悲鳴を、どうやったのか末っ子は聞きつけ、長女とともに現場に急行します。 そしてマージマジで変身し、末っ子はまず恐怖に震える山崎さんの元に走ります。 「山崎さん、落ち着いて!」 とか言ってるんですが…赤い変なマスクした男に迫られて、落ち着けるわけがありません。でも落ち着いちゃう山崎さん。 そして、末っ子は大張り切りで魔人に突っ込んでいきます。健闘するんですが、とりあえず1回は負けるセオリー。 ほかの兄弟も到着しました。あと、ナイとメアの合体型であるヴァンキュリアも。ヴァンキュリアは、タクシー魔人の飼い主なんだそうです。 そして、そのままタクシー魔人に逃げられてしまいます。 道路にはいっぱい車がいて、タクシーに擬態してる魔人がどこにいるのかさっぱり分かりません。そこで、長女がヴァンキュリアに変身し、魔人をおびきよせます。 さあ、ボコタイムの始まりです。長女ピンクが末っ子レッドに抱きつきつつ 「変わりまーす! 芳香ちゃん大砲〜!」 大砲に変身です。ちなみに、砲弾は末っ子です。人間大砲…すごいことしますね…。で、末っ子は盛大に打ち上げられて魔人に突っ込んで勝利です。 でもどうせ、魔人が巨大化するんだろ? って思ったら案の定巨大化してマジレンジャーも巨大化して合体してバカーンって倒して戦闘終了でした。 最後、末っ子は山崎さんに告白します。おおびっくり。もっと恋ネタ引きずるのかと思ったのに。 山崎さんのお返事はこちら。 「あたしも、小津くんが好き!」 なっ! 両想いなのか!? と思った瞬間… 「でも、もっと好きな人ができちゃった!」 持ち上げて、落とす! なかなかのテクニシャンですこの女子。ちなみに、ベッタベタなことに山崎さんが好きな男というのは、マジレッドのことだそうです。 次男が「お前が魔法使いってことは、内緒にしなきゃ駄目なんだぜ!」と棒読みで言ってたんですが、その割に人前でも平気で変身するよなこいつら…。 今週は長男があんまり出てなくて寂しかったよ…! さて、ここまで末っ子→長男→次女→長女の順でスポットが当たっているので、さあ次は次男かしら! と思いきや、来週は闇の騎士・ウルザード(兄弟のパパ疑惑があるひと)の話だそうです。 次男とばされてるし! おいおい次男にもスポット当ててやってくれよ! 何か、この番組内で次男の扱いがあまりよくないような…。次男の何がいけないの! 棒読みか! あの棒読みがいかんのか! ほかの兄弟はだんだん演技が上手くなってってるのに、一向に上手くなる兆しが見えない棒読みがいかんのか! にわかに次男を応援したくなってきました。頑張れ次男…! |
第6話「闇の覇王」 マンドラぼうや…っていうか前々から思ってたんですが、こいつチンゲン菜にしか見えないよ…が、オルゴールを聴いておりました。そのそばで、末っ子が寝ておりました。 末っ子の夢の中に、闇の騎士ウルザードが出て来ます。 「魔法戦士よ…今すぐ私の元に来い!」 お前が来いよ。と、正直思いました。 次の瞬間、飛び起きる末っ子。 「皆もウルザードの声が聞こえただろ!?」 と、兄弟たちに詰め寄りますが、兄弟たちは当然、末っ子の夢の内容なんざ知ったこっちゃありません。すると、 「何でだよ! あんなにはっきり言ってたのに!」 などと、至極理不尽なキレ方をする末っ子。(17歳・思春期まっただなか)さすが、長男に「わがままなイチゴ」と言わしめた男です。いつまでイチゴネタ引っ張る気なんでしょうね、わたし。 そのまま家を飛び出した末っ子は、いつもおなじみの戦闘場所である山の中に走ります。 すると、ウルザード出現。どうやら、兄弟全員呼び出したつもりだったのに、末っ子1人しか来なかったのでガッカリしたようです。ウルザード、ちょっとかわいそうだな…。 末っ子はマージマジで変身です。まだ始まって7分しか経ってないのに…! 末っ子「母さんの敵ー!」 あ、そういえばそんな設定だっけ? 見事にかっぽり忘れておりました。 末っ子はウルザードに突っ込んで行きますが、もちろん逆に吹き飛ばされます。様式美です。すると、そこには小学生男子が! うん、唐突! 何でそんなとこにいるんだよ。 末っ子は子どもをかばいますが、ウルザードは攻撃してきません。 末っ子はその隙にお得意の練成術で、子どものランドセルをロケットブースターに変え、彼を逃がします。何をどう等価交換したらランドセルがロケットブースターになるのか、非常に不思議です。 そこに、他の兄弟登場。 「何だよみんな、信じてくれなかったくせにー!」 とりあえずキレる末っ子。お前もうちょっと落ち着けよ…。 えーと、ここでウルザードが巨大化。マジレンジャーたちも巨大化して、ウルザードに勝ちました。うん、でもどうせ死んでないんでしょ? と可愛くない大人なのでここはスルーです。 おうちに帰った兄弟たちは、お母さんのマジスティックに「敵は取ったよ」と報告します。どうでもいいけど、墓はないのかよ。 しかし、末っ子だけは何だか沈んでおります。ウルザードが子どもに攻撃しなかったことが気になるそうです。 その瞬間、末っ子の脳内でまたウルザードの声がします。やっぱり生きてたようです。しかし、他の兄弟にも話しかけてやれよ…! 画面が切り替わり、いきなりまたマジレンジャーとウルザードが対峙しておりました。 ウルザードはまた巨大化します。 「お前たちのおかげで、闇の覇王になれたぞ…!」 とのことです。何でも、闇の覇王になったら相手の魔法力を吸収できるんですって。 で、マジたちの魔法力を吸収し、巨大ロボ「ウルカイザー」とかいうのに変身しました。ええと、バンダイさんの新商品っすか。 ウルザードは子どもを攻撃しないって分かってんだし、芳香ちゃんが子どもに化けて、それを盾にして攻撃すれば? とか瞬時に思いつく汚い大人です。 もちろん、マジレンジャーたちはそんな真似はしないわけですが。 ええと、ウルカイザーさんはマジレンジャーたちの魔法力を吸収したので、兄弟たちは5人合体ロボの「マジキング」に二度と変身できないそうです。ピンの巨大ロボとか、上4人が合体したマジドラゴンにはなれる模様。ちなみに、このときのマジレンジャーたちの形態はマジドラゴン+末っ子ロボです。 そこに、今まで地底で小うるさくわめいてるだけだったのでレビューに一度も書いてなかった中ボス・ブランケン様(巨大化済み)登場。 ブランケン様に、マジレンジャーは負け負けです。しかしウルザードは「この程度の奴らに、2人でかかる必要はない」とかなんとか言って、攻撃してきません。 そのセリフにブチ切れた(こいつ、そろそろ頭の血管切れるんじゃないか)末っ子の体が発火し、よく分からん魔法でブランケン様を地底に送り返しました。末っ子はそこで力尽きたらしく、その場に倒れこみます。 それを見てウルザードは、「もう少し楽しみたくなった…」とほざき、夕日に照らされながら帰って行くのでした。ベタやのう、オイ。 今週の感想:チンゲン菜も何かやれや。 さーて来週は…おおおおおやっと次男の話だああ! うわーん良かったね次男! このまま飛ばされたまんまだったらどうしよかと思っちゃったよ…! 来週は何があっても見るぜ! |
第7話「夢の中へ」 先週のウルザードとの戦いで死力を尽くしたっぽいマジ兄弟ですが、末っ子だけがあれから目を覚まさないそうです。 チンゲン菜が言うには、「魂が夢に取り込まれている」らしいです。 そこで、魔法薬を作るのが得意(そんな設定あったんだね…)な次男が、目覚まし薬を作ることになりました。 起こしたい人間…すなわち末っ子の髪の毛を鍋に入れるんですが、次男が末っ子の頭からブチッと豪快に1束抜きましたよ…! いいのか! それも鍋に入れますと、黒い丸薬が出来上がりました。かなり大きいです。どう考えても飲み下せないサイズ。 それは、眠ってる人の夢の中に入れる薬なんだそうです。なので、起きてる人間がそれを飲んで末っ子の夢の中に入り、末っ子を起こすべし、という。 誰が飲む? という話になりますが誰も飲みたがりません。まあ、末っ子の髪の毛1束入ってるしな…。 そのとき、「変な粉が充満してて、お外に出られないの」という魔法110番通報が入り、兄弟たちはさわやかに末っ子の面倒を次男に押し付け、すみやかに出動するのでした。 そんなわけで、仕方なく末っ子の髪の毛1束入り丸薬を飲み下す、勇者次男。チンゲン菜が行けばいいじゃん、と思うのはナシなんでしょうか。 さて、末っ子の夢の中。砂漠で、末っ子が変身もせずにウルザードと戦っています。相変わらず負け負けです。 次男は速やかに末っ子を確保し、 「帰るぞ、これは夢なんだ!」と言いますが、末っ子は「何言ってるんだちい兄、戦うのが怖くなったのか!」などと全く見当違いの返答をします。思春期なので、頭に血が昇っているようです。思春期って便利な言葉ですね。 そしてやっぱり、末っ子は一人で突っ込んでいこうとします。それを次男が止めようともみ合ってる内に、ウルザードにドカーンと喰らって二人で吹っ飛ばされます。あーあ。 ここで次男がひらめきます。 「これは夢じゃないか! 夢ならなんだってできるはずだ! マジカルショータイムの始まりだぜ!」 …次男さあ…。いや、敢えて何も言うまい…。 次男はウルザードの攻撃を素手ではじき返し、シュゴーッとミサイルのようにウルザードに突っ込んでいってチェックメイトです。 「本当に、これは夢なのか…!」 と、末っ子も納得しました。ちい兄にウルザードが倒せるわけがないからこれは夢、って納得したんでしょうか。 さあ帰るぞ、とか言ってたら、砂漠がどんどん消えていきます。夢に他人が入り込むと、夢の世界は崩壊を始めるんだそうです。 次男と末っ子は全力で走るんですが、間に合わず砂漠は全部消え、二人は真っ暗な世界に取り残されてしまいました。 そこに現れました白い光。その中には、お懐かしいママンが! 母さん久しぶりー! 「翼、お兄ちゃんらしくなったわね」 第一声がそれかー! 19歳にもなって「お兄ちゃんらしくなった」と褒められる次男…。それは本当に褒め言葉? 次男の勇気が、お母さんを呼び出したんだそうです。何でもできるのね、勇気って。 あと、次男は母さん母さんと言いすぎなので、マザコン気味ということでよろしいんでしょうか。 母さんは、「みんなで力を合わせて頑張るのよ」と言いながら白い光の中に消えてしまいます。 「かあさーん!」と(主に次男が)叫びながら白い光に走ると、現実世界に帰って来れました。母は偉大だね。そういうことにしことう、うん。 さーて、現実世界に残った3人の方ですが。 胞子を飛ばす冥獣に動きを鈍くする胞子を浴びせられ、苦戦しておりました。 そこで、次女がハッと気づいて番組冒頭で次男が作っていた、目覚まし薬(失敗作)を自分に振り掛けました。それには動きを早くする成分が入っていたらしく、元通りです。その調子で3人とも元通り。 そこに、次男と末っ子が到着し、変身します。 久々に雑魚がゾロゾロ出てきたので、肉弾戦がたくさん見れて楽しかったです。 兄貴が雑魚をなぎ倒しながら、 「サラダパワーを見たか!」 とかもう訳分かんないよ誰かなんとかしてくれよコイツ、なことを言ってて最高でした。長男が一番好きです。 長女と次女の「マジカルシスターお仕置きショー!」が、単に2人で突っ込んでいくだけなのですが、可愛いので万事OKです。何度でも言うけど、次女の麗ちゃんがマブで可愛いんだよう! 番組終了3分前になりましたので、敵が巨大化いたしました。お約束です。 「また勝手に大きくなりやがって!」 とは末っ子の言葉ですが、許可を求められても困ると思います。 マジレンジャーは、マジキング合体の呪文をウルザードに奪われたので、合体ができません。が、とりあえず単体巨大ロボ(マジ魔人。最低なネーミングだね!)に変身します。 そしてまた長女がサッカーボールに変身して、皆でボコボコ蹴ったり打ったり…ひどいよ…。そして末っ子のシュートでとどめでした。 そして、毎回とても秀逸なED前のミニトーク。 末っ子(寝言)「怖がらないで山崎さん。ちい兄って顔は残念だけど、心は優しいから」 次男「一生起きない薬、作ってやるからな!」 顔は残念だけど。 顔は残念だけど。 顔は残念だけど。 すげえよ末っ子…! ブサイクとか言われるより「顔は残念」のほうが100倍ひどいよ! あ、でも次男はちゃんと普通にイケメンだと思いますよ。ちょっと棒読みだけど。 |
第8話「君こそヒロイン」 長女が映画のオーディションに行くそうです。(公式サイトによると、長女はモデルなんだそうです。全然作品に反映されてねえ…!)寝坊したので、次女のジェットほうき(でしたっけ…名前忘れました)に乗っけてってもらいます。 オーディションの映画のタイトルが「冬のチアガール」なのは、きっと製作者側としては笑って欲しいところだと思うので敢えてスルーすることにして、長女は審査員の前でバトンのパフォーマンスをします。 人間離れしたバトン技を見せる長女ですが、それは実はイカサマで、魔法で姿を消した次女がバトンをグルグル回しているのでした。 しかし、次女はうっかり長女とぶつかってしまい、姿を現してしまいます。いきなり出現した少女に騒然となる場内ですが、 「君、僕のイメージにぴったりだよ! 是非、明日の最終オーディションに来てくれ!」 と、次女は監督のおめがねにかなってしまいました。ものすごくツッコミ所の多い次女登場だったのに、監督さんはあまり細かいことを気にしないタイプのようです。ちょっとくらい気にした方がいいと思うよ。 オーディション後、冥獣が現れたとかで姉妹は長男に呼び出されます。その冥獣は人間を操りダンスをさせ、そのまま食っちまうんだそうです。踊らせる意味がさっぱりですが、まあいいや…。 次女は冥獣に向かって水をぶっ放しますが、誤って末っ子にぶっかけてしまいます。不憫な末っ子…。マントで顔を覆ってくしゃみしてるのが、なんか可愛かったです。でも、マスクしてんだからそのマントは無意味では…。 そのまま冥獣は逃げてしまい、一旦マジレンジャーは家に帰ります。 次女は、最終オーディションに行くべきかどうか悩んでいます。女優に対する憧れはあれど、「わたしなんか…」という感情が邪魔している模様です。 そこに長女がやって来て、「自分の気持ちに正直に生きるべきよ!」と助言します。 そして、長女が変身した車に乗って、オーディション会場にやって来ます。 そこにタイミングよく、長男から「冥獣がまた現れたぞ!」というコールが入ります。長女は次女をオーディション会場に押し込み、自分だけ戦いに向かうのでした。 戦闘場所に着いた長女が、のれんに変身して敵の攻撃を跳ね返してました。意味が分からん。 しかし、冥獣の力によって踊らされるマジレン4人。ダンスしながら変身が解けるんですが、変身前と変身後では当然役者さんが違うので、それぞれ動きが微妙に違うのが愉快でした。 特に長男。レンジャーのときの兄貴はダンス下手だったのに、変身が解けた瞬間ものすごいキレのある動きになってやんの。ていうか兄貴役の人、動きが良すぎだよ…! ついつい目で追ってしまいます。 その頃次女は最終オーディションを受けてるんですが、兄弟たちのことが気になって集中できません。 そこに、長女の言葉がよみがえります。 「自分の気持ちに正直に生きるべきよ!」 ということで次女はオーディションを途中で放棄して、兄弟たちの元へ急ぐのでした。 さて、長女は冥獣に食われかかっております。そこに駆けつけた次女、 「ほうかちゃんに触るなー!」 と叫びながら飛び蹴り一閃。か、かっこええ…! その瞬間、兄弟たちにかけられていた術がとけ、強制ダンスから解放されました。やったぜ! てことで何故かポーズを決める兄弟たち。 長女と次女が、「何で来たのよ! オーディションは!?」とか「自分の気持ちに正直に以下略」とか会話してる間、ずっと後ろでポーズ決めたままの男どもが間抜けでした…。何で固まってるんだお前ら…。 ま、まあいいや。改めて全員変身です。長女と次女が「ダンスにはダンスよ!」ってことで、EDテーマを歌って踊ります。キラキラキラキラと豪華なCG効果つきです。男どもはバックで地味に踊ってます。何だこの戦闘シーン…。 で、散々歌って踊った後、姉妹でとび蹴りして終わりでした。歌と踊りは何か意味があったんかしら…。 後はお約束で、冥獣が巨大化してマジレンの巨大化して20秒くらいで倒してチェックメイトです。 今回のことを通じて、自分の気持ちに正直になることの素晴らしさに目覚めた次女。兄弟ひとりひとりに声をかけます。 ここで、色んな事実が判明してドッキドキでした。 「お兄ちゃん、先月の収入少なかったわよ。今月はアニキ農場、頑張ってよ!」 えっここのおうちはアニキ農場で食ってるの!? 農家!? 弟のことを「真っ赤なイチゴだー!」とか言ってる長男ですが…農家だったんだ…へえ…。 「翼! クールぶるなら、にんじん嫌いは直さなきゃね!」 次男にんじん嫌いなんや…。 こんな感じで、次女は「ほうかちゃん、最近太ったみたい」とか「マンちゃん。葉っぱ、枯れてきてない?」とか言いたい放題です。しかしですね、こんなのはまだ甘いですよ! 末っ子が言われた言葉が一番きつかったよ! 「魁、ベッドの下に雑誌隠すのは、駄目だからね!」 駄目ーそこツッコんじゃ駄目ー!! うららちゃん駄目! そこは見なかったフリするのがやさしさでしょ! あああ、末っ子かわいそうに…思春期の一番触れられたくないところにアッパーカット喰らっちゃって…。ていうかうららちゃん、家捜ししたんだね…! 長男と次男も家捜しされてるんでしょうか。ピンチだぞ野郎ども。ただちに隠し場所変えとくが吉。 日曜の朝っぱらから、すっぱいネタをありがとうございます、テレ朝さん。 |
第9話「炎の友情合体」 地底にて。ウルザードはマジレンジャーのマジキング合体呪文を持ってるんですが、ブランケン様には「あの呪文は、赤の魔法使いが封印した」とかなんとか、大嘘ぶっこいておりました。その嘘を、ブランケン様にバラしちゃうナイとメア。ブランケン様はマジ切れしておりました。 ところ変わってマジ家では…次男が何故かボトルシップを作ってます。意味不明! 暗すぎ! 最高! そこにやって来た、空気の読めない思春期イチゴの末っ子が、練成魔法であっさりボトルシップを完成させてしまいます。あーあ。 更に、ビンから船を取り出しちゃう末っ子。本格的に空気の読めない男です。学校で、ちゃんと友達とかいるんだろうか…。 そのとき、冥獣が出たよーという知らせが入り、兄弟は出動します。 街で暴れているのは、第一話で登場したトロルでした。懐かしい。兄弟はマジレンジャーに変身。5人同時に「パイルファンタスティックキック!」とかなんとか叫びながらとび蹴りをかまし、あっさり勝ちます。 「おれたち凄い!」 と、末っ子が頭の悪い喜び方をしていたのが、非常に印象的でした。 そこに現れた、ウルザードパパ。どこからか呼び出した馬と合体して、ウルカイザーに変身します。 兄弟たちも巨大ロボに変身し、上4人は合体してマジドラゴンになります。そして、街のど真ん中で火を吹いたりやりたい放題です。相当迷惑な正義の味方だな、お前ら…。 しかも、地面でウルパパとドラゴンに乗った末っ子ロボが斬り合いを始めます。…それ、ドラゴンいる意味あるのか? ドラゴン、末っ子に乗っかられてるだけの存在になってました。せめて空飛ぼうよ。 とか思ってたら、ウルパパの攻撃を喰らい、ドラゴンの合体が解けてしまいました。 マジレンジャー、ピーンチ! なところにヴァンキュリアが現れ、ブランケン様から渡された呪いのボウガンをで、矢をウルパパにぶっ刺します。 ウルパパは一時撤退しようと魔方陣を開くんですが、そこに末っ子も飲み込まれてしまいました。 海辺で目を覚ます末っ子。そばには馬がおります。しかも矢が刺さっていて緑の血がポタポタと。(何で緑にしたんだろう…赤だとエグイからでしょうか) 末っ子は、始めは「こいつも母さんの敵だ!」と馬から目をそむけるんですが、次第に馬を助けたくなってきます。 「おれ、自分だけが助かればいい奴とか、思われたくないからさ!」とのことです。馬と二人きりなのに、そんな見栄を張る必要があるのかどうかはさておき、末っ子は馬に刺さった矢を抜こうとします。が、何かバチィッとか来ちゃって触れない模様。 そんなわけで、練成魔法で矢を抜こうとします。(矢を分解して、馬の体外で練成しなおすとかなんとか。本当にハガレンチックですね東映さん…) しかし、全然成功しません。末っ子は、番組冒頭でチンゲン菜が言っていた「魔法には、強い思いが必要なのでござりまするです〜」という言葉を思い出します。 その内に、馬はバッタリと倒れてしまいます。関係ないけど、この馬めっちゃおとなしくて毛並み綺麗で素敵な馬でした。 末っ子は、「おれにここまでやらせて、そりゃねえだろ!」と、なんとも正直なキレ方をします。 「死ぬんじゃねえ! ジルマ・マジーロ!」 んで、矢が抜けて馬は復活いたしました。 「おれ、母さんの敵とか何も考えず、ただ命を助けたいと思った…そうか、これが強い思いか!」 ということらしいです。良かったね末っ子。 そして、馬は末っ子を乗せて走り出します。おお乗馬! と思ったんですが、はっきりと「末っ子が馬に乗って走っている」と分かるカットはありませんでした。後姿とかそんなんばっか。背格好のよく似たさんが大活躍した模様です。 その頃、残りの4兄弟は復活したトロルと戦っていました。しかも、ウルパパがトロルにマジキング呪文をあげてしまったので、トロルは大幅パワーアップです。兄弟たちは、まったく歯が立ちません。 そこに、末っ子と馬が変身しながら現れました。そして、末っ子ロボと馬が合体します。 「友情合体! ファイヤーカイザー!」 ファイヤーカイザーさんは、リンボーダンスのバックでオッサンが回してるような炎つきのヤリ(分かりにくい…)をぶん回し、さらに歌舞伎の頭回し? のように頭から放射する炎をグルグル回しておりました。異様な光景です。 それでトロルを倒し、マジキングの呪文も戻ってまいりました。めでたしめでたし。 しかし、「友情合体!」とか言った割に、馬さんはあっさりウルパパの元に戻ってしまいました。まあ、そんなもんだよ。 軽くへこむ末っ子に、兄弟たちが声をかけます。 次女「今日の夕飯は、魁の好きなものにしてあげる!」 長女「あたしハンバーグ!」 次男「芳姉には聞いてないって…」 長男「そしてメインは、アニキサラダだ!」 末っ子「えっ、それがメインかよ!」 可愛いなお前ら…! そして、毎回秀逸なEDの呪文紹介ミニトーク。今回は、馬と末っ子の合体呪文だったんですが…兄貴が隣で小さい木馬に無理矢理乗ってる…! 末っ子「兄ちゃん…うらやましいの?」 長男「そ、そんなことないやーい!」 何だこの24歳…! バカすぎて可愛いです。くそう長男大好きだ…! しかも、来週は兄貴の恋物語だそうで! うわああ見逃せない! |
第10話「花が咲いたら」 のっけから、長男・次男・末っ子が上半身裸だよ! 乾布摩擦をやってるようです。張り切ってんの、兄貴だけですが。 次男が、意外と引き締まった体してました。細いよ腹が割れてるよ! 末っ子は、まんま子ども体型で微笑ましかったです。兄貴はちょっとムッチリ系? こういうところはよく見てるぜ。 さて、長男はアニキ農場で収穫した野菜を持って、とある喫茶店に向かいます。 「こんにちはー! アニキ農場でっす!」 第一声からして終わってます。お店の奥から出てきたのは、エリコさんという若い女性。 「うちの店はオシャレなの。品質なんてどうでもいいのよ。見た目が命なの」 とか言いながら、兄貴の顔にレタスを投げつけるような女性ですが、兄貴は彼女にベタ惚れのご様子。 エリコさんは兄貴の気持ちに気づいていて、かなりウザイと思っているらしく(かわいそうな兄貴…)サボテンの鉢植えを兄貴に渡し、 「このサボテンに花を咲かせたら、付き合ってあげるわ」 と、言い出します。有頂天になって張り切る兄貴。 喫茶店の外で、こっそり兄貴を見守っていた弟妹たちは、兄貴の間抜けっぷりにポカーンとしてしまうのでした。 町のどこかで、ザコ敵が大量に湧きました。出動するマジレンジャー。次男が、マジスティックボウガンで先陣を切ります。このボウガン、何気に毎回大活躍です。なのに、あまりスポットが当たらないかわいそうな次男…。 兄貴、エリコさんのサボテン持ってきてるし…! サボテン持ったまま闘ってます。何やってんだこいつ。 途中から、次男に注意されてサボテンは避難させました。兄弟たちが戦闘に集中しているスキに、そのサボテンに冥獣らしきものが乗り移ります。 どうでもいいんですが、ここでとてもしょうもない事実が明らかになりました。 変身前の状態で、末っ子は次男よりも少し背が高いです。そして変身後も、末っ子の方が次男よりもちょこっと背が高いので、すごいなあ変身前の俳優さんと背格好似てる人を中身の方に選んでるんだなあ、と密かに感心していたのです、が。 変身後の末っ子、靴が厚底だったよ! なるほど、そういうところで微調整してるのね…! と、別の意味で感心しました。ほんとどうでもいい話ですいません。 戦闘が終わりまして、マジ兄弟はお家に帰ってきます。長男は、ちょっと豪華な鉢に収まっているチンゲン菜を引っこ抜き、バケツに植え替えてしまいました。いかす! そして、エリコさんのサボテンを豪華な鉢に。サボテンの名前は「プチエリコ」だそうです。終わってます。長女も思わず「キモッ」と吐き出します。いや、確かにそのとおりだけどハッキリ言いすぎだよ長女…! でも、そこが長男の美点だと思ってます。 夜中。バケツに強制的にお引越しさせられたチンゲン菜が、さめざめ泣いております。 その目の前で、サボテンが大きな口を開け、室内の本やら燭台やらを、むしゃむしゃ喰らっているのを見て、驚愕するのでした。 翌日、サボテンは5倍くらいに膨れ上がっておりました。しかも花が咲いております。 兄貴は大喜びで、エリコさんの元に向かいました。しかし、エリコさんは冷めております。 「どうせ、他のサボテンとすり替えたんでしょ? だってあれ、花が咲かないサボテンなんだもん」 兄貴はやっと、ことの次第を理解したのでした。 その様子をうかがっていた思春期末っ子はブチ切れ、「一言言ってやる!」と立ち上がり走り出そうとしますが、次男に止められます。その横で、次女がこんなことを。 「なまぬるい。一発殴ってくる」 うららちゃんこわっ! かっこいい! あのオーディションの話ですっかり吹っ切れたんだね…! うららちゃんは走り出し、ほんとにエリコさんに殴りかかります。しかもグーで。かっこよすぎです。 しかし、エリコさんをかばって兄貴が殴られるのでした。そのときの表情は見事、の一言でした。兄貴役の人は本当にいい仕事をしておられます。 川辺でたそがれる兄貴。その後ろで次男が 「何で、咲かないはずの花が咲いたんだ?」 と核心を突きますが、イチゴちゃん末っ子が「そんなこと、どうでもいいじゃん」とあっさりスルー。どうでもよくないだろ…! 次男だからか? 次男だからないがしろにされるのか? 頑張れ次男。心から応援してる。 そんなこと言ってたら、サボテンが2mくらいの大きさに巨大化し、手足が生えました。そのまま逃げていくサボテンを、兄弟は追いかけます。 そこに、お約束のように通りかかったエリコさん。エリコさんはサボテンに襲われますが、見かけによらず俊足らしく素晴らしいダッシュで逃げます。サボテンは、エリコさんを追います。 エリコさんの悲鳴を聞きつけた兄貴は、 「森よ、教えてくれ! エリコさんはどこだ!」 と叫びます。すると、木がかしいでエリコさんがいる方向を教えてくれたのでした。エリコさんが逃げ込んだのが、森でよかったね、兄貴。 エリコさんはお約束なことに、逃走中にすっ転びます。そこにタイミングよく現れる兄貴。 変身してからくりゃ良かったのに、生身で来ちまった兄貴。そのため、エリコさんに正体がバレるわけにはいかないので、変身することができない兄貴。 ツメが甘い兄貴が大好きです。兄貴は生身でサボテン相手に善戦しますが、やっぱり負け負けです。 「おれは負けない! エリコさんが好きだから! エリコさんが好きだから!」 いやー熱いね、兄貴。エリコさんは、兄貴に「逃げろ!」と言われて逃げます。人目がなくなったので、やっとこ変身できる。この辺の兄貴の演技が、えらいこと気合い入っててすごかったです。 「グリーングラウンドボンバー!」とかいうノーセンスネーミングな技で、あっさりチェックメイトでした。 そこに兄弟が走ってきます。何があってもエリコさんを愛する、というのが兄貴の勇気なんだそうです。兄弟みんな(次男除く)は感動しております。 末っ子「マキト兄ちゃん、男だぜ! かっこいい!」 長男「そうかあ!?」 なんて言いながら、うれしそうに手を握り合う長男と末っ子。いやもう、ほんとバカで大好きですこいつら。 さて、サボテンはセオリーどおり更に巨大化します。兄弟は、先週マジキングの呪文を取り戻したばかりですので、さっそくウキウキとマジキングに変身します。 剣でバシバシやってると、サボテンに憑依していた冥獣がサボテンから離れました。そいつをバシンとやっちまってチェックメイトでした。 後日、アニキ農場にエリコさんが来ておりました。 「エリコさん、こっちに来て下さいよ! ほら、白菜がこんなに大きくなって!」 「あたしハイヒールなのよ?」 「あっ、すいません! 長靴持ってきます!」 「そうじゃないでしょ! ……だっこ」 「ハイ!」 お前ら何ふつうに付き合ってんだよ!! うそーん、長男はフラれキャラじゃなかったのかよー! とことんイケてない兄貴でいてくれると思ってたのに…! そこが兄貴のいいところだと思ってたのに…! ああんショック。マジショック。 兄貴は、エリコさんをお姫様だっこして農場でランデブーしておりましたよ。畜生ラブラブかよ…! いやーやっぱ兄貴が出ると、見てるこっちも気合いが入ります。兄貴最高。 来週は、ナイとメアが前面に出てきそうです。楽しみだ…! |
第11話「吸血鬼の夜」 ライブハウスにて。何故かナイとメアがゴスロリ衣装も着ずに、普通の服で歌っております。メイクも普通。普通メイクのナイメアかわいいわー。 偶然居合わせました長女は、二人の歌にホワーンとなっておりました。 マジ家では、アニキが1人張り切って「魔法会議」なるものが開かれていました。そこにフラフラと、長女が帰ってきました。 アニキが「今まで何やってたんだ!」とかキレてるスキに、ウルザードパパからのテレパシーが末っ子に入ってまいりました。 「聞こえるか赤の魔法使い。我が元に来い」 だからお前が来いよ、とか思うんですがウルザードパパは意外と無精者なんでしょうか。それとも、この家がなくなったら兄弟は行くところがなくなるから、気を遣ってくれてるんでしょうか。 何はともあれ、兄弟出動です。赤の魔法使いだけ名指しで呼ばれてんのに、アッサリ兄弟全員連れてくイチゴが大好きです。 呼び出された先(おなじみ森の中です)には、ザコ敵がうじゃーっとおりました。卑怯なのはお互い様のようです。遺伝か? 「芳香、いきまーす!」と元気よく飛び出した長女は、変身もせずに生身でボコボコ闘っております。しかも、投げキッスで敵をメロメロにさせたり、やりたい放題です。 すいません、手元のメモにここで唐突に「アニキ、脳みその代わりに野菜が頭に詰まってるんじゃないか」とか物凄いこと書いてあるんですが、一体何に対してそう書いたのか、さっぱり思い出せません。やっぱ、本編見てすぐにレビュー書かないといかんなあ…。 話を戻します。 ザコが軒並み退治されたあと、ウルパパが登場しました。どうでもいいんですが、夜という設定なのでめっちゃ暗いです。 で、ウルパパ巨大化してマジたちも巨大化します。さあ、このままマジキングに合体だぜというところで夜明けが。 突然長女が苦しみだし、変身も解けてしまいます。そのスキに攻撃しようとするウルパパ(お前、騎士道はどうしたよ)の攻撃を、兄貴がかばったよ…! 兄貴かっこいい…! ウルパパは、「おれが闘いたかったのは、そんな腑抜けじゃない云々」とか言って去っていきました。 兄弟みんな変身を解きますが、長女はメタメタです。長女は次女の手に傷を見つけて、その傷を舐め始めます。 狙いが分かりやすすぎるぞ、東映。男性狙いの萌えシーンは冷静に見られるわたくしでした。 夜になると、また長女は元気になります。ニョキッと牙が生えるくらい元気です。 長女は、わざとらしくテーブルに置かれたトマトジュースをあおり、そして盛大に吹き出します。なかなか見事な吹きっぷりでした。グッジョブ別府あゆみさん。(長女役の女優さん) そこに次男登場。ジュースは、次男が仕掛けたそうです。長女は次男に襲い掛かりますが、次男にニンニクを掲げられてひっくり返ってしまいます。 「芳姉は、吸血鬼になっちまったんだ」 「そんなのやだー!」 「みんなを起こしてくる」 「やだやだー!」 みんなに叱られるのが嫌だから、黙っててくれろと次男に頼む長男。仕方がないので、次男と二人でなんとかすることになりました。えっ、珍しく次男にスポット当たってるよどうしたの…! 長女は昨日のことはイマイチ覚えてません。とりあえず、長女が昨日行ったライブハウスに行くことにしました。 ライブハウスでは相変わらず、ナイとメアオンステージです。二人の歌に苦しむ次男。ジャイアンリサイタルみたいですね。ボエー。(あ、実際ナイもメアも歌はお上手でしたよ) 次男以外の観客は、二人の歌にメロメロになってしまいます。ナイメアのバックに巨大な植物冥獣が現れ、触手で観客の血をブイブイ吸っております。あ、吸血鬼じゃなくって植物の冥獣なのね…。 血を吸われた人間たちは、朝日を浴びると灰になってしまうんですって。そこまでバンパイアネタを使うなら、普通に吸血鬼を出せばいいのに。ね。 血を吸われた方々はナイメアの歌で術にでもかかってるらしく、フラフラとライブハウスから出て行きます。夜が明けたら、自動的に灰になっちまうという寸法だぜ。やけに回りくどい気もするけど、まあそこは言いっこなしでさあ。 次男は冥獣相手に善戦しましたが、冥獣の触手に捕まってしまいます。ちなみに、長女はずっとへばっておりました。 ナイとメアは、グダグダ長女に「このお邪魔虫!」「あんたなんか消えちゃいな!」「消えちゃえ〜」と、唐突に言葉責めを始めます。 そこに襲い掛かる、冥獣の触手。攻撃をかわす気力もない長女を、触手をぶっちぎった次男がかばいます。次男はまともに攻撃を受けてボロボロですが、なんとか立ち上がります。 「翼ちゃん、なんでそこまで…」 「母さんと約束したろう!」 また母さんかよ。次男はそっち方面にキャラが立ってしまうんでしょうか。やめてー次男が輝いて見えるじゃないかー痛々しすぎて好きになっちゃうじゃないか…。 で、長女は次男のマザコンっぷりを見て開眼します。 「芳香、やるときはやる人になる!」 うん、よかったね。しかしわたしは芳香ちゃんの決意より、今までよろよろしてた次男がこの瞬間、何事もなかったようにすっくと立ち上がって元気に活動しだしたことのが気になるな…。「母さん」って口にしたら元気出てきたのかな…だったらやだな…。 芳香ちゃんは開眼したので、視力がとても良くなります。いつの間にか逃げたらしい冥獣の臭いを視覚で捉え、追いかけます。 どっから湧いたのか他の兄弟も合流。5人は変身します。 5人は冥獣の触手に捕まりますが、長女はハチに変身しすり抜けます。そしてみんなの拘束を解き、次男がマジスティックボウガンでドカーンと冥獣をやっつけます。絶対このボウガン強いよなー。 どうでもいいんですが、今この瞬間わたくし「冥獣」を辞書に登録しました。なんたる屈辱。変換がめんどくさいのです…。 ええと、後はお約束でお互いに巨大化してバシーンでドゴーンでチェックメイトです。素晴らしきかな、このレビューの雑さ。いや、でも巨大化戦闘シーンは大抵毎週おんなじなので…。 んで、冥獣を倒したら吸血鬼化していた皆さんも元に戻りました。いやはやめでたしめでたし。 ……で、終わるとおもったのに! 何故か長女だけが、朝日の光を浴びて倒れてしまいます。次男が駆け寄り、「何でまだ吸血鬼のままなんだ!」みたいなことをポロリしてしまいます。「何だって!? どういうことだ!」と騒然となる兄弟。いや、これまでの長女の挙動見て気付けよというツッコミは無粋なので、ツッコみたいけど我慢します。 長女は跳ね起き、次男に襲い掛かります。慌てて止める兄弟。呆然と立ち尽くす次男。 なんとここで次週に続く。 うっ、うわー! そんな引きかたしちゃうの、東映さんってば! まさかここまで次男が絡んでくるとは思いませんでした…! 次男まだ棒読みだよ東映さん。いいの? いいのほんとに? 悔しいけど続きが非常に気になります…くっそう…。 毎週楽しみにしているED前のミニトークですが、今回は展開が展開なので、チンゲン菜がペララッとしゃべって終わりでした。なんてこった…! 今週は兄貴があんまり出てこなくて寂しかったです。 |
第12話「決意のしるし」 前回までのあらすじ:長女が吸血鬼になっちゃったよ。以上。 さて、長女はマジ家の魔方陣の中に閉じ込められております。長女は、先週倒した冥獣以外の誰かに血を吸われたんだそうです。 前回、長女と一緒に頑張っていた次男はやる気満々です。そんなとき、まーた末っ子にウルパパからの交信が。パパ、末っ子以外の子にもかまってあげなよう。 ウルパパのもとに、とりあえず次男ががっつり突っ込んでいきます。しかしやはりパパは強し。あっという間に次男はひねられてしまいます。 次男「芳姉を元に戻せええ!」 パパ「桃色の魔法使いは、俺が手を下したのではない」 次男「黙れ! お前たちインフェルシアのせいだろうが!」 次男、ナイス論点のすり替え。パパが手を下したんじゃないんだから、パパは芳香ちゃんを元に戻せないんだっつうの。 芳香ちゃんが吸血鬼になって、自分でも意味わかんなくなってんだよね次男、と好意的に解釈しておきます。オス。 キレるに任せた次男は、雷をピッシャーンとパパに落とします。そしたら、パパが「お前にこんな力が…」とかなんとか、次男のことをちょっぴり認めてくれたよ! でも次男は怒りに我を忘れてるからか、それとも母さん以外にほめられてもあんまり嬉しくないからか、いまいちパパの話を聞いていません。 そんな次男にパパは、芳香ちゃんの血を吸ったのはヴァンキュリアだと教えてくれたのでした。 その頃、長女はアグレッシブに魔方陣の結界を破って外に抜け出しました。そばに転がっているチンゲン菜に 「芳香のことはもう忘れて。……そうみんなに伝えて」 と言い残し、去って行くのでした。ちなみに、チンゲン菜は「芳香ちーん!」とか言いながら転がっているだけでした。本物のチンゲン菜の方が有能な気がしてきました。(おいしいし) マジ兄弟は家に帰って来ました。長女がいなくなってるのでびっくりです。 チンゲン菜によると、ヴァンキュリアはバンパイアクイーンなんだそうです。なので、彼女の弱点である朝日をギュギュッと凝縮した「暁の結晶」というものを、次男がつくることになりました。 どうやって作ったのかわかりませんが、その暁の結晶が完成したぜーって時に、長女が笑顔で帰ってまいりました。本人いわく、もう吸血鬼じゃないんだそうです。んでもって、唐突にりんごを大量に買って来ております。 長女がむいてくれたりんごを、長男と末っ子は「いっただっきまーす!」と上機嫌に食べようとしますが、次男はそのりんごを床に捨ててしまいます。床に落ちたりんごは、見る見るうちに紫色に変色し朽ちていきました。 食ってたらどうなってたんだろう。非常に気になります。 次男「今の芳姉は、操られている!」 次女「そうよ、芳香ちゃんはみんなにお土産を買ってきたりしないし、りんごをこんなに上手にむけない!」 芳香ちゃん、お土産買って来ないんだ…。色々買って来そうだけどなあ。それにしても、一切気付かなかった長男と末っ子がすごいよね。 長女はダッシュで逃げます。追いかける兄弟。そこに現れるナイとメア。 あ、ヴァンキュリアがナイとメアに分離するのは、長い年月を1人で過ごすのがつまんないからだそうです。でもって、日に当たっても灰にならないのは、良く分かりませんがバンパイアクイーンだからだそうです。 長女はマジピンクに変身。兄弟たちに襲い掛かります。兄弟たちも変身しますが、長女相手に本気が出せません。 次男は、1人でさっさとヴァンキュリアと対峙します。そして、速攻で「暁の結晶」を取り出しヴァンキュリアに見せ付けちゃう次男。 切り札出すの早えよ! 切り札はギリギリまで隠せって、少年漫画の基本でしょう! マジレンは別に少年漫画じゃないけどさあ! 次男は「暁の結晶」をボウガンに取り付けてヴァンキュリアを狙いますが、彼女の前に長女が立ちはだかります。 次男「芳姉、どいてくれ!」 ヴァン「お前の姉だってことを忘れろ」 次男「忘れるなんて、そんなことできるはずねえだろおお!! 芳姉ええー!!」 次男、渾身の熱演ですがやっぱり滑舌が悪いです。実際には、すべての音に濁点がついて聞こえます。 おお、長女が次男に襲い掛かりました。ピンクVS黄色の戦いですよ。 次男「思い出してくれよ、芳姉ー!」 長女「……ハッ!」 あっ一瞬正気に返ったよ。今気付いたんですが、同じ場所にいるはずの他の兄弟たちは何をやって…。 次男は思わず長女に手を伸ばしますが、虫でも払うように長女に拒否されてしまいます。哀れ次男。 長女はヴァンキュリアを守るように立ち、ピースサインを横に倒して目のところに持って行きます。アレですよ、女子高生がプリクラなどでよくやるポーズですよ。(分かりにくいよ) これは先週、長女が開眼したときの「決意のポーズ」でして、それを見て次男はピコーンときます。 次男は、長女に向かって「暁の結晶」をぶっ放します。長女に当たる! という瞬間に長女が身をかわし、「暁の結晶」は長女の真後ろにいたヴァンキュリアを貫いたのでした。 そして、今までお前らなにやってたんだ、な赤緑青とともにマジクロスブーメランとかいう技でとどめでした。ヴァンキュリアは、魔法の十字架にはりつけにされて灰になりました。 めでたしーと思ってたら、巨大化済みのウルパパが現れました。更に馬と合体してウルカイザーに変身します。 兄弟もマジキングに合体し、ガチンコ勝負です。 今週はとことん次男に花を持たせる方針らしく、次男がセンター張ってましたよ! 新技の「天空斬り」(はばたきつつ斬る)で、初めてパパを転ばせましたよ…! 「今のところは立ち去ろう」とか言いつつ、パパは帰ってしまいました。えっ? あんたマジキングと闘いたがってたんじゃ…所詮は我が子が可愛いってか。(勝手に話を進めていますが、ウルザードが兄弟の父親であるという確証はどこにもございません) あれ、何かヴァンキュリアが生きてるんですが…。これはアレですか、やっぱクイーンバンパイアだから。ってやつですか。 しかしこの人が復活したら、この人に血を吸われてる長女ってどうなるんだろう。 来週は次女の話です。麗ちゃんは可愛いなあ…! |
第13話「おかあさんなら」 番組開始早々、長男は次女にこっそりこんな告白をします。 「今月の売り上げが入った集金袋、落としちゃったんだ!」 これに対する次女のセリフは、「ええっ! じゃあ今月の収入、ゼロってこと!?」でした。 モデルであるはずの芳香ちゃんの収入は、始めっから計算に入っていないようです。というか、高校生の末っ子は置いとくとして、次女と次男は何をしてるんでしょうね。学校行ってる雰囲気でもないし…。家事やってる次女はともかく、次男は働けよ…! 次女は他の兄弟に心配をかけないために、このことを自分の胸のみにとどめておくことにします。ついでに長男にも口止めをし、節約生活を試みるのでした。 次女は節約のために、晩御飯はアニキサラダのみにしたり、末っ子の入浴中に風呂に乱入してシャワーを止めたり、長男と次男が仲良く見ているテレビを消したり、なかなかにやりたい放題です。 しかし末っ子、風呂に次女が入ってきて混乱するのは分かるんですが、何故手で胸を隠す。 兄弟は、ピリピリしている次女にぐったりしてしまいます。 長男「全部兄ちゃんのせいなんだ…事実を言いたい! でも、言ったら麗に怒られる!」 段々、小津家の勢力図が明らかになってまいりました。とりあえず麗ちゃんが最強なんですね。 しゃべっちまいたい、と悶える兄貴が不気味でナイスでした。そして、身をくねらせる兄貴にチンゲン菜が声をかけます。 「蒔人ちん、変な虫でも湧いたんでござりますですか?」 チンゲン菜、言うねえ…! 初めてナイスと思いました。今後もこの調子で頼むぜ、チンゲン菜。 その頃、次女は街の福引大会に参加しておりました。有り金はたいて福引券を10枚入手し、狙うは特賞の米です。 「お米ええええ!!」と叫びながら激しく回しますが、結局全部はずれでした。 そして福引に熱中しすぎて、次女は携帯に冥獣が来たよコールがかかっていることに気付かないのでした。 次女除く4人は、地底の独房にいたとかいう3冥獣のうちの1人、オーガと闘っておりますが負け負けです。やっとこ次女がやって来たところで、何故かオーガは帰って行きます。 さて、ここで末っ子と次女が衝突いたします。 末っ子「今まで何やってたんだよ、ちい姉!」 次女「福引…。特賞がお米だったから…」 末っ子「知るかよそんなこと! インフェルシアが攻めてくるってのに、飯の心配なんかしてる場合かよ!」 次女「ご飯の心配して何が悪いの! あたしはみんなのお母さんなんだから!」 いやー庶民的な喧嘩でとってもナイスです。マジレンは貧乏ヒーローだったのですね。イカス。 また末っ子がらみで喧嘩かよ、とか思ったんですが芳香ちゃんや兄貴が、「兄弟なんだから、麗ちゃんひとりでがんばらず、みんなで頑張ろうよ!」という流れにもって行きます。マジレン名物、高速仲直りです。 そしていいシーンの最中いらんこと言ってすいませんが、末っ子の背が伸びてる…? 兄貴と同じくらいの身長だったのに、微妙に兄貴より高くなってる気が。さすが17歳。まだ伸びるぜ17歳。 さあ、仲直りの後は戦闘です。再び現れたオーガと闘います。マジレンでは毎週新しい呪文が登場するんですが、今週の呪文はバリア系の呪文でした。防御呪文は初めてではなかろうか。 気が付けばマジレンジャーの勝利で戦闘が終わっていました。すいません、毎回戦闘レビュー雑で。だって戦闘以外の方が面白いんだもの…。 お家に帰ってきまして、次男が福引で米を当ててきました。すごいな次男。 そしてチンゲン菜が、机の隙間から兄貴の集金袋を発見しました。兄弟大ヒンシュクですが、今週もお後がよろしいようで。とっぴんぱらりのぷう。 来週は次男と末っ子の話みたいです。何だ、何か最近出番多いな次男…。 次週予告で、心に残ったセリフ。 末っ子「明日、デートなんだけど…」 次男「女にうつつを抜かしやがって…もういい!」 次男、声に本気の憎しみがこもっております。彼女いないんだね次男…! そして、来週は今まですっかり忘れていた末っ子の同級生、山崎さんが再登場するみたいです。山崎さんかわいいもんなー。えへへ楽しみです。 |
第14話「燃えろパンチ」 うわっ、末っ子また背ェ伸びてる…! 長男よりちょこっと背が高いかなーくらいだった末っ子が、はっきりと分かるくらい長男より大きくなってます。撮影中に成長って微笑ましいなあ。身長伸びても、顔は相変わらずこども顔なところも微笑ましいです。 なんか、末っ子が山崎さん(末っ子が片思いしている美少女)とデートすることになったそうです。それを聞いて、長女はこんなことを言います。 「どんな作戦でおとしいれたの?」 ……それを言うなら「落とした」ではないかと! 陥れただなんて人聞きが悪すぎます、芳香ちゃんってば。 山崎さんとのデートの約束に浮かれる末っ子ですが、次男は「どうせぬか喜びだ」とひがみ根性満々です。次男だけ彼女いないんだもんね。がんばれ次男。 おっと冥獣が来ましたよ。今週の冥獣はグールという、ボクシング冥獣なんだそうです。 腕がびょんびょん伸びるパンチが得意技です。これはアレですよね、確実にゴムゴムの実を食ってますよね。 グールの、ゴムゴムのガトリング…ならぬメガトンパンチで吹っ飛ばされた兄貴、着地に失敗して足をひねります。なんともしょぼい負傷ですが、兄貴なのでOKです。 続きまして、「高校時代、ボクシングで全国大会までのぼりつめたおれをなめるなー!」などと唐突な設定を引っさげて、次男がグールに挑みますが、手の骨がイカれてしまうのでした。 マジスティックボウガンで、いつものように遠距離攻撃すりゃいいのにねえ。そんなちょぼいアナタが大好きよ。 冥獣が退却したので、おうちに帰ってきたマジ兄弟。野郎どもの中で唯一どこも負傷してない末っ子を、次男が特訓することになりました。しかし末っ子はデート前日ということもあり、一切やる気がありません。 あまりにもやる気のない末っ子にムカ入った次男は、「もういい。あとはおれがやるから、お前はデートにでもなんでも行け」と苦々しい口調で言います。 あきらかに「行かないで」オーラムンムンの、誘い受全開なこのセリフに、あっさり「マジで! やったあ!」と言ってデートに走ってしまう空気の読めない末っ子…。さすがイチゴちゃんです。 しかも末っ子のデート着は、グレーのジャケットにピンクのシャツに赤茶のズボンという…なんともアレなコーディネートでした。 末っ子は行きがけにチンゲン菜から聞いた「翼ちんのケガが治ってるはずはない」という言葉に迷いつつも、出かけるのでした。 次男は長男とスパーリングをしているんですが…あの、次男の手はともかく兄貴の足は大丈夫なんですか…? めっちゃ動かしてるんですが。いいのかな。 そして次男は大丈夫なフリをしてましたが、やっぱりおててがめちゃめちゃ痛いそうです。骨がイカれたはずなのに、血が滲んじゃってるぜ。どこで切ったんだよお前。 「あのバカ…女にうつつを抜かしやがって…! サッカーで鍛えたお前の足に、おれは期待してたんだぞ」 そこに現れました末っ子。結局デートの約束はすっぽかしたみたいです。 山崎さん、1人で映画見てました…かわいそう…。ちなみに映画は、ラクガキっぽい猫が登場するアニメでした。初デートにこんなもんセレクトする末っ子…控え目に言って終わってます。 さて、再びグールとの決戦のときがやってまいりました。場所は、砂嵐渦巻く西部風の町並み。 いや、どこだよここ…。大人の世界は分からないことだらけです。 真っ赤なイチゴマジレッドVSグールさんの一騎打ちが始まります。ここで今週の新しい魔法。パンチ力を増幅させるボクシンググローブ「マジパンチ」が登場いたしました。ネーミングにツッコむ気力はありません。 それで末っ子は、炎のパンチ「ファイヤースクリューアッパー」でグールを倒すんでありました。 で、何故かそれを見ていた山崎さん。だから、ここは一体どこなんだよ…。 マジレッドの活躍を見て、山崎さんはマジレッドに惚れ直すのでした。あーあ。わたし、どっちかってーと兄貴がこういう役回りなんだと思ったのになあ。(まだ、兄貴に彼女ができた衝撃が癒えてないらしいよ) 「山崎さんがマジレッドを好きってことは、魁ちゃんを好きなのと一緒よ!」 と末っ子を慰めようとする長女に対し、次男がシメのセリフをば。 「気休めはやめろって。ふられたことには変わりないんだ。また、彼女の気持ちを奪い返しゃいいんだよ。あの特訓に耐えたお前ならできる」 彼女いないくせにえらそうなことをほざく、そんな次男がわたしは大好きです。 以上、今週のマジレンレビューでした。 来週はどうも芳香ちゃんが結婚するみたいです…! ああん、兄弟にどんどん恋人ができたら次男がかわいそうじゃん…! そして、兄貴がその結婚に反対するお話みたいです。 「君に食わせるアニキサラダはない!」 とか言っちゃってああもうほんとに兄貴大好きです。たまらん。 |
第15話「花嫁の兄」 「わたくし、小津芳香は結婚します!」 と、いきなり長女がそんなことを言い出しました。面食らう弟妹たち。そして激怒する兄貴。 長女は婚約者を家に連れてきます。婚約者さんは、なんつうか原口あきまさに似てるような似てないような…な人でした。テンションが高くて、日曜の朝っぱらから見るにはちょっとしんどそうな方でした。 長女は「明日、結婚式じゃダメかな?」とすごいことを言い出します。ここで、兄貴の怒りが爆発します。 「ゆるさああん! こんな得体の知れない奴! きみに食わすアニキサラダはない!」 兄貴にとって、アニキサラダは家の敷居みたいなものなのね…。 長女は「お兄ちゃんが何と言おうと、結婚するんだから!」とブチ切れます。すれ違う兄妹です。 ちなみに、他の兄弟は長女の結婚には肯定的なようです。呑気に結婚式のプランを立てています。明日結婚式で、今から企画立ててる時点で終わってる感じもしますが、頭にペーパーフラワーくっつけた麗ちゃんがえらいことめんこかったので、OKということにしときます。 チンゲン菜が「ボクちん、ブーケのために頭の葉っぱを1枚提供するでござりますです!」って言っててびっくりしました。むしっていいんだ、葉っぱ…。でも、ブーケのためなら花を提供してくれよチンゲン菜。 ええと、その頃街では「赤いドクロの呪い」とかいうのがはやっていました。体のどこかに「ドクロの刻印」が出現したら、その人間は1週間以内かなんかに消えてしまうんだそうです。 それは、スケルトンとかいう冥獣の仕業なんだとか。スケルトンに、地底のブランケン様が苛立ちながらこんなことを言います。 「一人一人に呪いをかけるなんて、悠長な!」 全くだ。ブランケン様、初の正論です。ちょっと見直したよブランケン様。 スケルトンも自分のやり方が非効率的だと気付いたのか、今度は無差別に街を破壊します。 長女は何故か一人でスケルトンに挑みますが、あっさり負けてしまいます。 んで、長女の結婚式当日。きょうだいたちがおめかししてるんですが…末っ子の髪型が意味不明でした。 末っ子「うわーあ! キンチョーするなあ!」 次男「おマえが緊張してどうすんだよ! っていうかその頭、ナに!」 末っ子「ちい兄も似たようなもんだろ! 足、震えてんじゃん!」 次男「とまんネえんだよ!!」 次男のセリフでカタカナ表記のところは、声が裏返っている箇所です。次男、お前ちょっとテンパりすぎだ…。 おめかし麗ちゃんは、期待を裏切らない美少女っぷりでした。あああ可愛いかわいい…! ええと、一人だけ教会に来ていない兄貴は、アニキ農場で土いじりをしてらっしゃいました。 「おれは絶対に認めん! 絶対にだ! ネバー!!」 兄貴愛してる…! どうやら、わたしは「頭の悪い長男」というのがツボなようです。ドカベンの小次郎兄貴とかさ。 そんなネバーな兄貴のところに、タキシード姿の長女の婚約者がやって来ます。 なんでも、彼は赤いドクロの呪いを食らってるそうです。なので、死ぬ前に長女と結婚式を挙げたい、ということみたいです。それを聞いて、ちょっとキューンと来ちゃう兄貴。 そこに、チンゲン菜から「またスケルトンが現れたでござり(略)」という連絡が入ります。兄貴はチンゲン菜に、そのことは他の兄弟には言うなと伝えます。んで、長女の婚約者には「きみは教会に行くんだ! おれも、すぐに行くから!」と言って何故か手に持っていた雑草を彼に渡します。意味が分かりません。 スケルトンに一人で挑む兄貴は、 「芳香はな、たった1日の幸せじゃダメだ! 一生幸せじゃないとダメなんだよおお!!」 とカッコイイことを叫びつつも、スケルトンにはかないません。 全身ボロボロになり、変身も解けちゃう兄貴。 そこに、兄貴の口止めをサクッと破ったチンゲン菜から連絡を受けた、ウエディング姿の芳香ちゃんが来たよ! おお! 「お兄ちゃんのバカー!」 そう言って、口から血を流してる兄貴のどてっぱらを殴る長女…や、やさしくしてあげて…! 兄貴の傷を心配する長女(じゃあ殴るなよ)に、兄貴は怒鳴ります。 「おれを誰だと思ってる! 兄貴だぞ!」 ほんと頭悪くて大好きです、この兄ちゃん。 そんなわけで、兄妹で変身いたします。ウエディングドレスからの変身シーンが、ちゃんと作ってあって感心しました。 いつだったか長女・末っ子コンビで披露された「芳香ちゃん大砲〜」が今回は兄貴が砲弾となって登場。 長女「お兄ちゃん、行くよ!」 長男「おう、ドンと来い!」 (長男を発射) 長男「ハッピーウエディングボンバー!!」 ツッコミ所が多すぎてしんどくなってまいりましたので、各自心の中でツッコんでください。 えーと、そのウエディングなんとかでスケルトンを倒したんですが、あとはお約束の 敵巨大化・マジレン合体・新呪文(天からの炎で骨ごと焼き尽くす、でした)・勝利 の黄金パターンです。 改めまして、後日長女の結婚式。 兄貴がすごい勢いで男泣きしてて、ウザいです。そして可愛いです。複雑な乙女心がご理解いただけるでしょうか。 牧師「(前略)愛を、誓いますか?」 長女&彼氏「誓いまっ、せーん!」 スケルトンを倒したことにより、彼氏の呪いも帳消しになったんだし「結婚はまだいっかなーって!」ということになったそうです。めでたしめでたし。 今週、きれいにまとまってて普通に面白かったです。しかし、ここでもし長女が結婚して出産したら、マジマザーてことになるんかなあ。 来週は、唐突に新キャラが出るみたいです。きれいな女の人。女性ってことは、余ってる次男のお相手かしら? でも、次回予告見る限りでは末っ子といっぱい絡むみたいです。あああ…放送終了までに、次男に彼女はできるんでしょうか…。おばちゃんちょっと心配。 |
第16話「門の鍵」 なんだか唐突に、ナイとメアが港できれいなお姉さんを追いかけています。このお姉さん、わたしてっきり24,5歳かと思ったんですが、役者さんは17歳だそうで…! お、大人っぽいなあ。(善意的解釈) えーと、ナイメアがお姉さんを追い詰めたところで、いきなり末っ子が変身もせずに登場。お姉さんを守るように、前に立ちます。少し遅れて、他の兄弟もゾロゾロとやってまいりました。 何回も言ってますが何回でも言います。変身してから来いってば。 そして、ナイとメアは合体してヴァンキュリアに。兄弟たちも変身します。お姉さんの目の前で。今まで、おれたちの正体は誰にも知られては云々いってたのは、一体なんだったんでしょう。 しかしまあ、放送開始1分にしてマジレンジャーに変身とは豪気です。 末っ子「どうして、彼女を狙うんだ!」 ヴァン「あの女が、門の鍵だからだよ!」 門の鍵があれば、今まで人間界にやって来れなかった冥獣たち(おつむの弱いブランケン様含む)が、一気に人間界に攻め込むことができるんだそうです。 えーと、お姉さんはマジとヴァンが闘ってるスキに逃げます。彼女を探しに行くヴァンキュリア。マジたちも手分けして探すことに。 ていってもさー、手がかりも何もないのに見つかるわけがないじゃーん。 …って思ったら、末っ子があっさり見つけてるし…。主人公パワーとか時間の都合とか大人の事情とか、まあ色々ありますよね。 末っ子は、そのお姉さんを自分の家に連れ込みます。兄貴が声をかけたら、おびえたように末っ子の後ろに隠れちゃうお姉さん。兄貴の何がいけないっていうの…!(おちついて) まあいいや、お姉さんは記憶喪失なんだそうです。ベッタベタばんざい! お姉さんは明らかに不審ないかつい腕輪をしていて、そこに鈴がついているので末っ子が「リン」と命名。 で、次男が気を利かせて「思いやりのある思い出し薬」というのを鍋で作り始めます。そしたらリンさんってば次男を突き飛ばして、ひっくり返った次男に鍋を投げつけた…! 後ろざまに思い切りすっ転び、薬を頭から浴びたうえに鍋アタックもくらっちゃうかわいそうな次男(彼女いない歴推定19年)…。 そしてリンさんは家を飛び出してしまいます。追いかける末っ子。 リンさんは、フラフラと街をあるいておりました。それを末っ子が、またも主人公パワーと時間の都合と大人の事情であっさりと発見します。 ちい兄の薬飲んで、記憶を戻そうよ! という末っ子に、リンさんはいやいやと首を振ります。 末っ子「記憶が戻った方がいいじゃん! そしたら門のこととかわかって、おれたちも助かるんだよ!」 お前は本音を言い過ぎなんだよ。 ちょっとはお前も建前というものを覚えろよ…。あんまりな末っ子の物言いに、リンさんはついに涙を流します。そこで末っ子、「思い出したくないってことは、辛い記憶かもしれないよな…」などと遅すぎるフォローを入れます。 さてと、末っ子とリンさんは兄弟たちと合流します。次男の手には、薬ビンが握られております。 「苦くないようにしといたから」 とかやさしいことを言いながら、ビンをリンさんではなく末っ子に手渡す次男。また突き飛ばされたらかなわんと思ったのか、純情ボーイすぎて女性との接し方が分かんないのか、それらの両方かどれなのかなっ! わたし両方だと思う!(ワクワクしすぎだから) さっきまであんなにごねてたのに、リンさんがあっさりと思い出し薬を呷りましたよ。 と、そこにナイとメアが登場。ボウガンとガトリングを持っております。ナイたん、ボウガン次男とかぶってるから…! 次男のアイデンティティを奪ってあげないで…! さっくり変身して戦闘開始です。 んで、ナイメアはヴァンキュリアに合体してズダダダダダと銃を乱射するんですが、末っ子とリンさんは末っ子が練成した壁で攻撃を防いで無傷。残りの兄弟は攻撃をまともに食らって負傷…。 末っ子、兄弟の分の壁も作ってあげようよ…! 所詮は家族より女かよ…! しかしめげない、最近大活躍(わたしの妄想かもしれませんが)の次男が、ヴァンキュリアの弱点である「暁の結晶」で彼女を攻撃。しかし、彼女は番組中盤でウルザードに「潜在能力を引き出す魔法」かなんかをかけてもらってるんでそんなものは効きません。 ヴァンキュリアはリンさんにズダズダズダダと銃を乱射するんですが、リンさんは全然平気なもよう。 ここからが怒涛の急展開でした。 突然、リンさんは月をバックにエキゾチックなドレスをピシャーンと身にまとうのでした。 そしてポーズを決めながら、 「冴える月影のエレメント! 天空聖者ルナジェル!」 えええええ。 天空聖者かよ…! 「天空聖者よ、我に力を! マージマジ・マジーロ!」(マジレンジャー変身の呪文)にも出てくる天空聖者っすか…! すいません、ちょっと真剣にびっくりしました。 しかしルナジェルさんのお召し物、知人が「ナイルなトトメスみたいな服だ」と言ってました。言いえて妙なり。トトメスほとんど覚えていませんが。 ルナジェル、ポーズはださくともさすがは天空聖者。強い強い。不思議なビームでヴァンキュリアを弱らせたところで、マジレンジャーが5人がかりで本気の足蹴りを決め、勝利をものにしました。いつになく鮮やかな集団リンチです。 末っ子「リンが天空聖者だったなんて! これからは、一緒に闘おうな!」 ルナジェル「あなたは魔法使いとして甘すぎる。そんなことでは、インフェルシアに勝てない!」 末っ子「……えっ?」 というところで今週は終わりでございました。 なんとうか…末っ子以外の兄弟の出番が少なくて寂しかったです。次男がけっこう出てたけど。最近麗ちゃんがあんまり出てないなあ。 ルナジェルさんが司令塔みたいな感じになるのかしら。兄弟だけの方が面白い予感…。 |