2.ライバルっぽい人と、敵イマジンの目的について
桜井侑斗(さくらい・ゆうと)
何話目かに、突如として現れたもうひとりのライダー。
愛理さんの婚約者と同じ名前ですが、良太郎いわく
「僕の知ってる桜井さんはこんなんじゃない」
らしい。過去の世界から来た桜井さんらしいよ。
初登場時からしばらくは、良太郎に敵意を示していてライバルっぽかったですが、最近はちょっとずつ
歩み寄ってきてるような。
一応クール役のポジションに座りたいようですが、不器用な普通の少年です。
反抗期で、お母さんの言うことは何でもムカつく。とりあえずトガっていたい。
クールぶるのがカッコイイと思ってる。
そんな感じ。かわゆいやつめ!
彼は、仮面ライダーゼロノスというヒーローです。
前のページで紹介した電車、ゼロライナーに乗ってます。
イメージカラーは緑なので、なんしか緑っぽいライダーは彼だと覚えとけば大丈夫です。
ライダーに変身したときのキメ台詞は、
「最初に言っておく! 俺は、かーなーりー強い!」
頭の悪さが露呈していて、大好きな台詞です。
彼は良太郎と違って鍛えているらしく、イマジンが憑依しなくても充分に強いです。
イマジンが憑依したらもっと強いです。
デネブ
侑斗に憑依しているイマジン。
侑斗に友達がいないのをいつも心配している、彼のお母さん的存在。
(ご飯はこいつが作ってるし、無駄遣い防止のために侑斗の財布はデネブが預かったりしてる)
「デネブキャンディー」というのをいつも持ち歩いていて、初対面の人間には
「侑斗を、侑斗をよろしくお願いします」
と、挨拶して配り回ってます。すごいいい人です。
キメ台詞とか好きな台詞とか
「最初に言っておく! この胸の顔は、飾りだ!」←ライダーに変身したとき、胸に顔がはめこまれるので。
「最初に言っておく! ……特に言うことは、ない!」
「侑斗、そんな言い方をしたら友達ができないぞ」
「侑斗、野上良太郎と友達になりたいんだったら、もっと素直にならないと」
「侑斗、ご飯冷めちゃうぞ」←確かこんな台詞があった気が……妄想だったらすいません。
わたしはデネブが大好きです!!
とにかく癒される。デネブとモモは最高の緩衝材です。
イマジンの癖に、他のイマジンの気配に鈍感、ってのも良いです。
侑斗はその辺敏感なので、
侑斗「イマジンだ!」
デネブ「えっどこ? どこだ?」
っていうやりとりがしょっちゅう出てきて和みます。
デネブが憑依した侑斗
侑斗に友達を作ろうと、侑斗のいい奴っぷりを不自然にアピールして回るデネブ。
彼の強制力は弱いらしく、侑斗の意思ですぐに交代できます。
上記のような小競り合いが、かわいらしくてしょうがない。
それと、良太郎のイマジンは良太郎に憑依しないと、現実世界では砂の状態でしか存在出来ないのに対し、
デネブは憑依しなくてもイマジンの姿のまま現実世界に存在出来ます。
しかし、良太郎が変身に使ってるようなライダーパスを彼は所持しておらず、
回数券みたいなの(消耗品)を使って、変身しております。
つまり彼は、「変身回数に制限のあるライダー」なのでございます。
なんて世知辛い。なのでいっつも、変身回数を気にしております。
でもって、彼は(多分)愛理さんの婚約者である桜井侑斗と同一人物ですので、
愛理お姉ちゃん大好きなリュウタロスに嫌われております。
リュウタは本気で屠る気でいます。
今後の展開に要注目です。
続きまして、敵イマジンの目的と行動!
何か絵が異常にでかいが気にするな!
ゲスト出演として、デジモンのタケルさんと世界の電気ネズミを。
イマジンは人間に近づき、望みを聞き出すことによって契約を結びます。
そして、契約者の望みをかなえるわけです。
イマジンによって、真面目に望みをかなえたり、望みを曲解してムチャクチャしたりと行動パターンは様々です。
絵では「契約成立」って書いてますが、正しくは「契約遂行完了」て感じでしょうか。
望みをかなえると、イマジンは契約者の意識の中に入り込み、
「契約者の一番印象に残っている日」
に飛ぶことができます。
タケルさんの「一番印象に残っている日」は、恐らく1999年の8月1日でしょう。
ということでその日に飛んだイマジンは、その時代でむちゃくちゃに暴れまわります。
すると現代世界でもその影響が出てきて、歴史が改竄されてしまう、ということです。
仮面ライダー電王は、デンライナーでイマジンを追いかけ、イマジンをブチ殺すことで歴史の改竄を防ぐのが目的です。
……ま、電王本人が歴史を変えたりもするけどな!
(母の死に目に会えなかった若者を、臨終の場に立ち合わせてあげたり)
その辺が、侑斗に敵意を抱かれる原因でもあります。
敵イマジンの目的はそんな感じ! です!
しかし劇場版の舞台は戦国時代だったりするようなので、この辺の説明は無駄かもしれない!
まあ気にするな! 正直、チョコ食ってるタケルさんが描きたかったのと、世界の電気ネズミに
「10万ボルトじゃああ 滅びろサマーキャンプ」って言わせたかっただけだ!
わたしは満足だぜハッハー!
あ、SFに詳しくないので、タイムパラドックスとかその辺のむつかしいことはわたしには分かりません。
なんといっても子ども向けなので、広い心でふんわり楽しむのがよろしいかと!
最後は、テレビ版に張られた劇場版への伏線と、その他おまけだ!
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