※尋問と称してえっちなことをされちゃう雷蔵、ですが
※何をどう間違ったのかドス暗いシリアスです
※萌えからは程遠く、ただ雷蔵が酷い眼に遭っているだけです……
※暴力・嘔吐・流血・残酷・猟奇的な描写を含みます
※OKな方のみ!
※ちなみに誰よりもきりんこが一番ダメージを受けております(何故そんなものを書くのかと……)
■ぐるり■
頭の中を、鉛の玉が転がっているみたいだった。頭蓋の内側を舐めるように、大きな塊がごろごろと移動している。そんな感覚が、先程から絶え間なく続いていた。
「くそ、吐かねえな」
苛立った男の声が、頭上から聞こえた。雷蔵は冷たい床に横たわり、ぼんやりとした視線を何処ともしれない場所に向けていた。すると鳩尾に男の爪先がめりこんで来て、雷蔵の喉元から胃液が溢れ出した。
「ああもう、汚ねえなあ」
もうひとりの男が、うんざりした風に呟く。誰かの手が、雷蔵の髪を乱暴に掴んだ。頭の中の鉛玉が、ごろんと大きく移動する。一体自分の周囲に何人居るのか、よく分からなかった。
既に、四肢の感覚は無かった。頭も、鉛がごろごろするばかりでまともに働いているとは言い難い。目が霞む。耳も時折遠く感じた。舌は一寸たりとも
動かない。先程から所属を吐け吐けと詰め寄られているが、吐く気になったとしてももう声が出ないんじゃないかと思った。
「こんだけ痛めつけても吐かないなら、もう何やっても無駄なんじゃねえの」
溜め息混じりの声が聞こえる。それから誰かが、さんざ雷蔵の身体を打ち据えた棒で、頭を小突いてきた。
「あー、そんじゃ最後に、恥辱に訴えてみるかあ」
やれやれといった感じで、太い腕が雷蔵の足首を掴んだ。 そこで、とうの昔に衣服は全てはぎ取られたことを思い出す。
「お前、こいつ相手にたつのかよ」
頭上を笑い声が行き交う。雷蔵の身体は、足首を掴まれた状態でずるりと引っ張られた。 同時に、頭の中の鉛玉も一緒に引きずられる。
「まあ、仕事だし」
誰かが、雷蔵の足を高く持ち上げた。大柄な人影が、のしかかってくる。下腹部に激痛のようなものが走ったが、頭蓋の内に住まう鉛玉が転がっただけで、声も出ないし心も特に動かなかった。
ただ、三郎は無事でいるかな、と思った。一緒に侵入したのに、途中ではぐれてしまった。自分が見つかってしまったせいで、彼にまで追手がかかっていなければ良いけれど。
そのとき、顔の横でどすん、と重いものが落ちる音がした。ついで、あたたかな飛沫のようなものが、雷蔵の顔に降り注ぐ。
雷蔵は、どうにか視線を横に向けた。落ちてきたのは、男の首であった。
ええええーーー。(自分で自分にドン引き)
何これ……。
いや……これは……無いわーーー。
雷蔵のピンチ(ていうか何ていうかもう……)に三郎が助けに来た、よ、的、な……。
でも三郎さんもマジギレなさってるから、首くらいガンガン落としちゃうよ、的な……。
無いわーーーーー。
リク下さった方は、こういうのが見たかったんじゃないだろ……!!
しかも、自分が一番ダメージ受けてるし。意味不明だ!
あの……折角リク頂いたのに、こんなのしか書けなくて申し訳ございません……!!
リクありがとうございました……!!
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