プレイ日記そのよん 体育祭を境に、鈴鹿さんがヒロインを「キティ」と呼ぶようになりました。 それまで「ハロー」だったのに!んまあ! さらに、デートの後は家まで送ってくれるようになりました。 「お前も一応…その、女だしよ…」 うん、女っていうか子猫だけど、その気持ちはうれしいよ鈴鹿。 そして、今までこっちが誘ってばっかりだったんですが、向こうも誘ってくれるようになりました。 「じゃ、じゃあさ! おれんち! おれんちこないかっ!?」 ……がっついてるねー君……。 わたしだったら、そんな勢いで構えてる男の部屋にはあんまり行きたくないです。 台詞全部ひらがなな辺りが、余裕なさげでいいですね。 檜山修之さんの熱血ぽい声とあわせると、いやーほんと凄いよきみ。 そんなわけで、鈴鹿さんの部屋にお邪魔してまいりました。 が、特に面白いことがあるわけでもなく。 物凄く片付いたお部屋でした。散らかってると思ったのに…。 鈴鹿さんに、異性の好みを聞いてみました。 声を出して笑うやつ。「クスッ」とかそういうかんじ。 だそうです。 大丈夫かこいつ? クスッて。鼻で笑われてるんじゃございません…? えーと、うん、キティといいカップルになれると思う…。 鈴鹿さんとスキーに行ったら、キティ転んでおぶってもらいました。 そのまま会話してたら 鈴鹿さん、頬を赤らめて 「耳に息があたって くすぐってえんだよ……」 おまえそのままキティに犯されちまえ!! すみません、何か反射的に鳥肌がたってしまいました。 とか言ってる間に最高学年になってしまいましたよ。 鈴鹿さんとレッツゴーゲーセン。 そしたら、不良さんにからまれてしまいました。 鈴鹿さんにつっかかる不良さん。 「やんのか!? このバンソウコウ!」 よく言った!! 今まで誰もツッコまなかった鈴鹿のバンソウコウを、よくぞツッコんでくれた不良さん! 今回のMVPは、間違いなく君だよ不良さん! ああ、何だか無駄にすっきりしました。 え、ケンカがどうなったかって、キティが「試合に出れなくなっちゃうよ!」とかって止めて終わりです。 特に面白くともなんともない展開でした。ちぇ。 さて、唐突に珠美ちゃんとのライバルモードが解けました。 「あたし、キティちゃんのこと応援する…!」とかなんとか。 はあ、ありがとうございます。(無感動) 鈴鹿さんと卓球に行きました。 「本気でいくぜ!」 相手は猫なのに…。 「負けた方がジュースおごりな!」 相手は猫なのに…っ!! いつまでも大人げのない鈴鹿さんでした。 子猫相手じゃなくても大人気ないよ鈴鹿さーん。 どうでもいいけど、キティ、卓球台に手とどかないよなー。 花火大会に行くことになりました。 ふつうに普段着で赴いたら、鈴鹿さん浴衣着てやんの……。 女の子普段着なのに、彼氏だけ気合入ってるって恥ずかしいよアナタ…。ひとこと「浴衣着ていく」って言ってくれれば、こっちだって少しは考えたのに…。 で、花火大会終わって鈴鹿さんに送ってもらいつつ帰宅したら、 家の前に葉月さんが立ってました。 こっわ! お前、深夜に女の家の前に突っ立ってどうする気だったんだよ! しかも、軽く一年くらい音信不通だった女(いやまあ子猫ですけれど)の家! 正直怖いです。この男はストーカーでしょうか。 葉月さんは、 「俺…邪魔したな…」 とか言いながら帰って行きました。わ、分かってんなら来るなよ…お前本当に何しにきたんだよ…。 この件で、葉月さんの好感度メーターについていた爆弾が爆発してしまいました。 爆弾が爆発した男の子のフォローをしないと、他の男の子の好感度も下がるらしいです。 え? 色々不可解なゲームですが、ここんとこが一番納得できません。 あの行為によって、葉月が学校中の女子からストーカーのレッテル貼られるならまだしも、何故キティが他の男に嫌われる? そして何故、キティがストーカーをフォローしないといかんのか…。 駄目だよ、犯罪者予備軍甘やかしちゃあ。 とりあえず葉月とデートしてご機嫌取りをしたりして、気が付けば3月になりました。 ビバエンディングです。 卒業式を迎えたキティは、学校の片隅にある教会に足を運びます。 そして、その中に鈴鹿さんが突入してきます。 さあ、愛の告白ターイム! 「俺さ、お前と出会ったころ、自分のことしか考えてなくて (中略) バスケって、1人じゃできないだろ? (中略) だから、ずっと俺のこと応援してくれ! (後略)」 前フリなげえよ! しかも、この部分のボイス飛ばせないしな! この後も延々自分語りが続きます。卒業したら鈴鹿さんはアメリカへ留学するんだそうです。 「俺と一緒に、アメリカに行ってくれ!」 ああやっと本題ですよ…! ここで選択肢が出てきました。 ・私も和馬が好き ・ごめん、ついて行けない …あそこまで気を持たせておいて、ここで「ごめん、ついて行けない」を選んだら、どれだけスカッとするでしょう。どれだけ胸がすくでしょう。 だけどそれをすると、わたしの約12時間は何だったんだということになってしまいます。 だから…だからシャクだけど私も和馬が好き! って言ったら鈴鹿さんすんごい大喜びです。 しかし、よく考えたら「一緒にアメリカに来てくれ」の答えにはなってませんね。 さりげなく話題をそらす女・キティ。 この後流れたエピローグによれば、アメリカに行くために英語の勉強を始めたそうです。 今から英語の勉強かよ、って気もしますがキティは確かイギリス出身だから多分英語できますよね。 鈴鹿さん、頑張って教えてもらえー。 さて、そんなわけで男子高校生と子猫の危険なカップル誕生秘話レポートはここまでです。 二人の前途を祝福いたします。 ……ロクなプレイ日記じゃありませんでしたが、ここまで読んで下さってありがとうございました! |