シャーロック・ホームズシリーズレビューのまとめ。 昔の日記から抜粋しました。 女性向け表現も含みますので、お気を付け下さい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 実はわたくし、ミステリが好きだと言いながら、かのシャーロック・ホームズのシリーズを1冊たりとも読んだことがありませんでした。 小学生のときに江戸川乱歩の少年探偵団にはまってから、なんとなく国内ミステリーばかりを読んでいて、読む機会を逸していたのでした。 しかし先日、姉がホームズシリーズを図書館から借りてきまして、ここらでいっちょホームズデビューしてみることにしました。 20代から始めるシャーロック・ホームズ! しかも少年版だ! 恥ずかしくなんかないぞ! 今「緋色の研究」を半分くらい読んだとこなんですが、いやはや面白いです。 昔の推理小説独特の、血なまぐさいのにどこか牧歌的な雰囲気がたまりません。 一般人であるホームズが、証拠品を普通に持ち帰っちゃったりするんだぜ。 おいおいそいつぁマズイだろうよホームズさん。 警察官が、現場に残った足跡をうっかり調べずに踏み荒らしちゃったりするのも、なかなか素敵に牧歌的。 そんな感じで、今更ながらにホームズを読んでます。 またルパンとかも読みたいところです。ルパンは「8.1.3の謎」だけ少女時代に読んだなあ。 すんごい面白かった記憶があります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シャーロック・ホームズは、初対面の人間の職業を推理してピタリと言い当てる、ってのは有名な話ですよね。 「緋色の研究」の序盤でも、ホームズさんはワトソンさんが元軍医であることをバシリと言い当てました。 一体どうやって推理したんだい、と聞くワトソンさんに対するホームズさんの答えが、非常にマーベラスでしたのでご紹介。 ホームズ「まず、君は医者っぽく見えるが、軍人っぽくもある」 「っぽい」ってアンタ! 推理してねええ!! 思わず笑い崩れてしまいました。マーベラス! ホームズさん素敵! あ、ちなみにこの後ワトソンさんがアフガン帰りであることも当てるんですが、そちらはちゃんと推理してました。 20代から始めるホームズライフ。心からエンジョイしております。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 引き続きホームズを読んでいるのですが、ホームズがワトスンに超やさしくってびっくり…。 勝手に、ワトスンはホームズに冷たくあしらわれつつも愛されてるんだと思ってました。 しかし実際のホームズは、ワトスンと二人で捜査から帰ってきた際、 「疲れただろう、ワトスン君。ソファーに横になりたまえ。ぼくが眠らせてあげよう」 とかなんとか言って、バイオリン弾き出しやんの…! な、なんだこいつ…! 優しすぎるっていうかなんていうか…いやなんでもない…。 さすがは英国紳士ってことなんでしょうか。 そして、「4つの署名」のラストで想い人にプロポーズを受け入れられて人生の春を迎えたワトスン君。 なのに、その次のお話「バスカビル家の犬」で、何事もなかったようにホームズと二人暮らしを続けてるワトスン君…。 ええと、婚約者と何かあったんですかワトスン君…! それとも、「バスカビル〜」をまだ序盤までしか読んでいないので、後々出てくるんでしょうか。ふしぎふしぎ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ シャーロック・ホームズがおかしい。 すいません、ほんともうこの人世界の大スターだし、あんまり変なツッコミ入れるのもよろしくないかしら、とか思って今まであまり言わずに来たんですが、ごめんなさい言わせて頂きます。 熱烈なシャーロキアンの方とかは、本日の日記はスルーされることをオススメいたします。 ホームズ、ワトスンのことが好きすぎるにも程があるだろ…! ちょっと色々ありまして、ホームズとワトスンは離れ離れで暮らしておりました。 その間、ワトスンはホームズと一緒に暮らしたベーカー街ではなく、小さな病院でお医者さんをしていました。 ある日、ホームズがワトソンの元に帰って来ました。 帰ってきたホームズはワトスンに、もう一度ベーカー街で一緒に暮らそう、病院は誰かに売り払ってくれ、と頼みます。 ワトスンは病院を売りに出します。病院は法外な値段をつけたにも関わらず、あっさり買い手が見つかりました。びっくりワトスン。 何はともあれ、ワトスンとホームズは再びベーカー街で同居することになります。 しかし、病院を買ったのは実はホームズの親戚で、金を出したのはホームズだったのです。 …「ドカベン」で里中の退学届けをこっそり休学届けに差し替えた、山田太郎並の作為を感じるのはわたしだけでしょうか。 そこまでしてワトスンと同居したかった、ホームズの執念に乾杯です。 「色々と矛盾点が多い作家だから、ツッコミ気質のきりんこは気になるかもねー」とか言われたんですけど、いやもうそんな矛盾点よりもホームズですよホームズ。 絶対おかしいってこの人! つうかもう開き直って言ってしまいますけれども、ホームズとワトスンの再会シーンは描写が不必要にエロくてナイスでした。 … と、いうようなことを考えながら通勤電車に揺られていたら、友人にばったり会ってびっくりしました。 ナイス偶然! その子とわたしは、気持ち悪いくらいに萌えどころがかぶる邪姉妹なので、ちょうど邪なこと考えてるときに出くわすなんて、色んな意味でデスティニーだと思いました。 ホームズシリーズは3巻の「バスカビル家の犬」を読んで、図書館に4〜8巻がなかったので、間をすっとばして9巻の「シャーロック=ホームズの帰還」を読んでおります。 間も読みたいよーう。ホームズの兄貴が出てくるらしいので、激しく見たいです。 どうやら、「ワトスン女性説」なるものを唱える方がいらっしゃるそうで、その方の解釈も激しく見てみたいです。 ワトスンが女性って…! ワトスン、ホームズと再会したときに驚きのあまり気絶するんですが、その方によると「あっさり気絶するなど女としか思えぬ」だそうです。 すごいや、説得力がまるでないよ! というか、ワトスンが女だったら「4つの署名」の最後にワトスンがゲットした嫁さんは…。 ビバキリスト教国なんですが…しかも100年くらい前…。 そして、ワトスンが女だったら「緋色の研究」序盤の序盤でワトスンとホームズの同居を勧めた、ワトスンの友人は恐ろしい方ですね…! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のホームズの見どころ 「それから二時間というもの、わたし(注:ワトスン)は、彼が仕事に熱中するあまり、わたしのいることさえ忘れて、何枚もの紙を次から次へと文字や数字でうめていゆくのを、ただじっと見つめていた。」 (踊る人形) あああ、まるで「待て」をくらった犬のようだわ、ワトスンってば…! 2時間もただボーっと見つめるなんて、なかなか出来ることじゃありません。すごいやワトスン…! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のホームズの見どころ(シャーロキアンの方はご覧になられませんよう) 短編「さびしい自転車乗り」より。 ホームズとワトスンが犯人追跡中に、頭にひどいけが(命に別状はなし)をした少年を発見しました。 その少年を見た、ホームズのお言葉。 「棍棒で殴ったんだな。いまのところ、なにもしてはやれないから、このまま寝かせておこう」 ええええ。けが人置いて行っちゃうのホームズ! ていうか、なにもしてはやれない、ってアンタ、ワトスンは! ワトスン医者じゃんドクターワトスンじゃん! やれることいっぱいあるじゃんよ! と、思わず身を乗り出して全力でツッコミを入れたくなるほど、素敵なシーンでございました。 まあ、アレだ。ホームズはワトスンを一緒に連れて行きたかったんだよね…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のホームズの見どころ 短編「C=A=ミルバートン」より、ホームズが危険な行動(っていうか普通に不法侵入)をするのに、ワトスンがわたしも連れてってくれなきゃやだやだ、とダダをこねたときのホームズさんのセリフ。 「わかった、わかったよ。そうしよう。長い年月、同じ部屋をわかちあってきたのだ。同じ監房で終わるのも楽しいことじゃないか」 それはつまりプロポ(以下省略)。 その後ホームズさんとワトスンは、手をつないで(マジですよ!)不法侵入をかますのでありました。 ほんと、いろんな意味でどうなんだろうこの方々…! もう、すんごい大好きよ! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のホームズの見どころ またも短編「C=A=ミルバートン」より、ホームズさんとワトスンの会話。 「ワトスン、きみは、ぼくが結婚するような男だとは思ってないだろうね!」 「ああ、思わないとも!」 この、語尾に「!」がつく勢いがたまりません。 いや、確かにホームズさんは独身派であることを日々アッピールなさってますけれど、でもそんな勢いで肯定せんでええですやん、ワトスンってば…! そしてこの後は、ホームズの結婚詐欺話にもつれ込むのでした。ホームズさんってば……。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のホームズの見どころ ワトスンの考えていることを、ぴったり言い当てたホームズさん。 「わたしはただ椅子に座って考え事をしてただけなのに、どうして分かったんだい!」と、ワトスンは大興奮です。 そこでホームズさんは嬉々として、自分がどのようにワトスンの思考を推理したのか説明しだすのですが…。 まず、前提。 ワトスンさんは元軍医で、戦地で負傷してイギリスに帰って来ました。 この前提をふまえまして、ホームズが推理の参考にしたワトスンの様子を、箇条書きにしてみました。 〜思案中のワトスンのようす〜 ・戦争に関する絵に目をやる。 ・目をらんらんと輝かせ、両手を握り締めて絵を食い入るように見つめる。 ・ふ、と悲しげな顔になる。 ・絵から目をそらし、腕の古傷に触れる。 ・切なそうな笑いを漏らし、首をゆっくり横に振る。 そんだけヒントがあれば、わたしでも分かるわ! つうかワトスン、ちょっと考えが顔と行動に出すぎだとおもうよ…。 それを「ただ椅子に座って考え事をしてただけなのに!」とか言っちゃうワトスンは相当ですが、その推理を得意げに披露して、しかも 「きみの思考に入り込んで、きみの心とひとつになる(ウロ)」 とか何故か口説きに入るホームズさんも、なかなかにアレです。 なんていうか…すごいわあ、ホームズさんとワトスン…。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ホームズの見どころ特集。 (相変わらず腐女子的見解が入りまくっていますので、その辺ご注意をば) 「瀕死の探偵」より、ホームズさんのセリフ。 「この鍵をもぎとろうとしてはだめだよ、ワトスン君。 どうだい、こまったろう。 これで、ぼくがいいというまで、この部屋からはでられないよ。 なんでもいうことはきいてあげる」 何だこのえろいセリフは…! ホームズさんにはびっくりさせられっぱなしです。 というか、このお話は隅々までエロスでした。 「フランシス・カーファックスの失踪」より。 とりあえず、ワトスンが街で喧嘩を始めたら、光の速さで助けに来る ホームズが見所。 しかも、棍棒持参だぜこの兄さんってば…。ホームズさん、本気の勢いです。 さらに、犯人の家にいっちょ行ってみっか、という展開になったときの ホームズワトスンのやりとりが、なかなかにすごかったです。 「こうなったら、正面から攻撃をしかけるよりなさそうだな。 きみ、武装してきたかい?」 「ステッキがあるさ!」 「よし、それでじゅうぶんだよ。(中略)警察が来るのなんか待っていられない。 法律を守っていたりしたら、なにもできやしないさ」 法律なんてクソくらえ、という感じのホームズさんの発言にもびっくりですが、 「ステッキがあるさ!」というワトスンのセリフにバカっぽい香りが漂っている ところも見逃せません。 いやあの、ワトスンがかわいくてですね…。 そして、犯人のお家にいよいよ到着しました! (↓犯人) 「捜査令状はお持ちでしょうな?」 ホームズは、回転拳銃をちらりとポケットからのぞかせて、 「令状がくるまで、これでがまんしてもらうしかないね」 ホームズさん、普通に強盗です。 ちょっとあんさん、手段選ばなさすぎや…! やりたい放題ホームズさん。 そんなホームズさんを、すさまじいまでの包容力で見守るワトスンさん。素敵コンビです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ えろいといえば、ホームズも負けてませんよ皆様がた。 ということで、今日も懲りずに腐りきった視点でのホームズ見所など! 「だが、汽車が目的の駅に近づいてきたところで、ホームズは、いきなりわたしの向かいの席に腰をおろした。 (中略) そして、わたしの両ひざに手をのせると、いたずらっぽい気持ちになったときにいつもみせる、ちゃめっけのある目つきで、わたしの目をのぞきこんだ。」 (『ソア橋』より) え…ホームズさんってば何で、ワトスンの太もも触ってんの…? だってふつう、しゃべってて相手の膝に手を乗せるか? だんだん人目をはばからないようになってきました、このお二人。 というか、イギリスの風習なのかもしれませんが、このお二人はおしゃべりしながら、しょっちゅう互いの腕とかを触ってらっしゃいます。 しかも、「わたしは服の上から、ホームズの細くてしなやかな腕に触れた」とか、いちいち描写がえろいのです。 おばちゃんどぎまぎしちゃうから、かんべんしてほしい! あと、短編『這う人』の冒頭に登場する、ホームズさんからワトスンさんに宛てた電報が最高でした。 「つごうがよければすぐこい。わるくてもこい。 S・H」 何だこいつ! 爆笑しました。ホームズさんは紳士だけど、ところによりBLで言うとこの「俺様」なんだなあと思ってほのぼのしました。 それで速攻駆けつけちゃうワトスンもかわいらしいです。いやーもう、ますます愛しいわあ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さて、奥様方。 かの有名なシャーロック・ホームズの親友であり助手でもあるワトスン博士は、どうも腕フェチみたいですわよ? さあ、訪問者の方々がドン引きしていくさまが目に見えるようですが、続けますよわたしは! 腕フェチっていうか、ホームズの腕が好きみたいです。 だって、なにかにつけてホームズの腕の描写がたびたび登場するんですもの。 ワトスン視点のお話に登場するホームズの腕の特徴をまとめますと、「細くてしなやかな筋肉に包まれている、神経質そうな長い腕」とのこと。 他の登場人物の腕の描写なんて全然ないのに、ホームズの腕描写だけてんこもり! それだけよく観察してるってことは、その部位に興味があるということですよね。 上記のホームズの腕描写を読んでいると、ホームズさんの腕って色っぽそうですし。 そんなわけで、ワトスンはホームズの腕が好きですぜ。鉄板ですぜ。 ということで、ホームズの見所にお話を繋げたいと思います。 短編「三人のガリデブ」より。 ラストの、ホームズとワトスンが犯人を追い詰めるシーンが、見所満載でした。 まず、こちら。 「絶好のチャンスだ。ホームズは、わたしの手首にさわって合図した」 何故手首を触る? イギリス的な行為なんでしょうか…。合図なら、肩とかかなーと思うんですが…。 ホームズ、ワトスンの手に触りたかっただけなんじゃ…。 そして、犯人と対峙する二人ですが、ワトスンが犯人に撃たれてしまいました! 「ホームズは、細くてしっかりした腕でわたしをだきかかえ、いすのところへつれていってくれた。 『やられたんじゃないだろうね、ワトスン? お願いだから、なんでもないといってくれ!』 (中略) わたしは、きずをうけても、むくわれたと思った。 ……どんなにたくさんのきずをおってもかまわないと思った」 ほら、また腕描写だよ! そして、ホームズさんの必死っぷりに、ごめんなさい萌えました…。 「きずをうけても、むくわれたと思った」というワトスンさんはちょっと、ホームズに参りすぎだと思います。 ワトスンの傷は軽傷で、ホームズは心から安堵します。 そして、後ろでのびてる犯人(ワトスンが撃たれた瞬間に、ホームズが銃でガンガン殴ってボコにしたのでした)を冷酷な表情でにらみつけ、こう言います。 「神のめぐみで、おまえも助かったんだぞ。もし、ワトスンを殺しでもしてみろ、おまえだって、生きてこの部屋からでられなかったはずだぞ」 ひい萌える!(すいません…)だって、あの冷静なホームズが…! 殺る気満々ですこのお方。 いやーこのお話は良かったよ! あと、短編「白面の兵士」もおいしいです。 なんてったって、このお話はホームズの一人称だぜ! お話の冒頭で、ひたすらワトスンとののろけを書き連ねるホームズさん…。 一番すごかったのは、この部分です。 「ぼくのよき相棒ワトスンは、当時、結婚して、ぼくをおきざりにしていたが、それはぼくらが知り合ってからの、ただひとつの自分かってな行動だった。ぼくはひとりぼっちだったのだ。」 なんだこいつ!! バスで読んでて、思わず本を閉じました。 なんだこいつ! おきざりとか! 結婚が身勝手な行動、ってのもすごいよホームズ! あんたほんとにワトスンのこと好きすぎだろ…! そして、「ぼくはひとりぼっちだったのだ」て! 全部ひらがなで書く辺り卑怯です。か、かわいいとか思っちゃったじゃないのよ…! 「僕は一人ぼっちだったのだ」と書くより、85倍はゆうにさびしそうです。 うっわー…ワトスンの結婚が与えたホームズへの影響は、わたしが想像していたよりもずっと大きかったようです。 ワトスンってば、罪な男だなあ…。 日記でホームズを取り扱いはじめてから、「ホームズに興味が湧いた」というようなお言葉をたくさんいただけて、非常にうれしいです。 未読の方は是非ご一読を! 既読の方も、再読してみると面白いと思います。大人になってから読むと、昔とは違う彼らの一面が覗けるはずです。 なんせ腕フェチですよ。なんせ「ぼくはひとりぼっちだったのだ」ですよ。 これからホームズを読もうと思ってらっしゃる方で、児童書に抵抗のない方でしたら、偕成社の「シャーロック=ホームズ全集」がオススメです。無駄に描写がエロスなのですよ! あ、わたしは日記ではあえて、ホームズさんのトンデモっぷりしか紹介してませんが、ミステリとしてもけっこうなトンデモっぷりを発揮しているシリーズですので、緻密なトリックなどを求める方には向かないかもしれません。 ミステリとしてのトンデモっぷりも、また近いうちに紹介したいと思ってます。 いやーほんと面白いですよ、ホームズ! |