エアリスさん。

FF7において、彼女とティファのどっちがヒロインか、という
論争があちこちで起こったらしいですね。よく知らないのですが。

いえ、そんなことをお話したいのではありません。


私が初めてFF7をプレイしたのは、中学三年の冬でした。
ええ、清々しいほどに受験前まっさかりです。

当時私は、プレイステーションを持っていなかったので、
プレステを持っている近所の友人宅に通って、FF7をプレイさせて貰っていました。
初めてのポリゴンに戸惑ったり、マテリアシステムにクラウドさんたちよりも先に、
リミットブレイクしてしまったり色々ありましたが、その話はまたの機会にしましょう。


で、エアリスさんといえば、悲しくも作中でお亡くなりになってしまうではないですか。


そこのシーンをプレイしていたときのことです。
ムービーに突入し、エアリスさんがひざまづいてお祈りしています。
そして、上空からセフィロスさんが!
その時、友人宅の家の外から妙な声が聞こえてきました。


僕はアヒルの洗濯屋〜〜♪



…この友人宅はマンションの1階で、家のすぐ側が駐車場になっていたのです。
そして、週に1回高らかなテーマソングと共に
宅配クリーニング屋がやってくるのですが、
見事にその日に重なってしまったのです!
ああ、なんて事! 恐らく、ゲーム中でも1,2を争う重要シーンだというのに!!
そんなこと思っていてもムービーは止まってくれません。


雨でも風でも平気です〜〜♪

セフィロスさんが、エアリスさんの背中に日本刀を突き立てます。


にっこり笑ってお届けします〜〜♪


エアリスさんの体が崩れます。


速い〜〜安い〜〜綺麗がじ、ま〜ん〜♪


エアリスさんの髪飾りのマテリアが、床に落ちて跳ねます。


僕はアヒルの洗濯屋〜ママ号〜〜ママ号〜〜
ルーッルー♪マ、マ、号〜〜♪






エアリスさんがお亡くなりになったのとは、また違う意味で涙が止まりませんでした。

なんでそんな、よりにもよってタイミングばっちりなの…(号泣)